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小原佳太が5回KO勝ち、2度目の世界挑戦に意欲

2017年12月14日 21時17分

「ダイヤモンドグローブ」が14日、後楽園ホールで行われ、メインのWBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチは、IBFウェルター級14位で王者の小原佳太(三迫)が挑戦者5位の藤中周作(金子)に5回2分19秒KO勝ち。初防衛に成功した。

最後は強烈な右でフィニッシュした小原

 挑戦者の藤中がジャブ、右ボディストレートなど、ジワジワ仕掛けていく立ち上がり。小原はまずは藤中の動きをよく見る腹積もりで、ビッグパンチだけは間違っても被弾しないという意思を感じさせた。

 小原がペースアップしたのは4回。左右に動きながらジャブ、左フック、右アッパーを繰り出し、たちまち挑戦者を翻弄していく。

 迎えた5回、右をきれいに叩き込んで藤中の動きを止めると、さらに右を打ち抜いてダウンをゲット。立ち上がった藤中はここから何とかサバイバルを試みたが、最後は強烈な右を浴びてキャンバスに落下。青コーナーから即タオルが投入された。

 小原は19勝17KO2敗1分。今後もウェルター級、S・ライト級で世界挑戦を狙っていく決意だった。強打が空転させられた藤中は16勝11KO8敗2分。試合の模様は16日(土)深夜2時30分からフジテレビで放映される。

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