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サンダースが計量でクレーム、あすレミューと激突

2017年12月16日 8時33分

 現地時間のあす16日、カナダ・モントリオールのスペース・ベルで挙行されるWBO世界ミドル級タイトルマッチの計量が15日同地で行われ、王者ビリー・ジョー・サンダース(英)、挑戦者1位デビッド・レミュー(カナダ)ともリミットの160ポンド(72.57キロ)を計測して合格した。

レミューにかみつく王者サンダース

 先にハカリに乗ったレミューに160ポンドでオーケーが出たが、サンダースのトレーナー、ドミニク・イングルが抗議。レミューはすぐ全裸になって再び応じ、ここでもオーケーとなったが、同トレーナーは「静止している時間が短い」と激しくクレーム。オフィシャルとやり合い、サンダースも興奮して相手を罵る場面も。

はかりの上で雄たけびを上げるレミュー

 レミューはまたも全裸でハカリに乗り、今度はサンダースをプロモートするフランク・ウォーレン・プロモーターが承諾し、事なきを得た。サンダースも全裸で計量に応じ、同じ体重だった。

 サンダース側が心理戦を仕掛けた様子もうかがえるが、レミューは減量に苦労したという噂もある。果たして実際のリングでどんな戦いと結末が待っているか興味津々だ。

 セミ格のWBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦はアントイン・ダグラス(米)が159.2ポンド(72.21キロ)、相手のゲーリー・オサリバン(英)が158.8ンド(72.03キロ)で合格した。Photos:Matt Heasley-Hogansphotos/Golden Boy Promotions

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