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家賃5万円の木村翔、五十嵐撃破で「いい部屋に住む」

2017年12月18日 17時57分

 大みそかの東京・大田区総合体育館で、1位五十嵐俊幸(帝拳)を迎えてWBO世界フライ級王座の初防衛戦に臨むチャンピオン木村翔(青木)が18日、都内のジムで練習を公開した。

12ラウンドのミット打ちを披露した木村

 試合に備えた香港、タイでの合宿では計100ラウンドのスパーリングをこなした木村。さすがにサウスポー慣れもしてきたらしく、「自信がつきました」と苦手意識はずいぶんと小さくなった様子。

 この日公開されたトレーニングは有吉将之会長相手のミット打ちのみ。といってもこれを延々12ラウンド行い、練習後のチャンピオンはフーフー言っていた。

 約2年前から始めたもので、スタミナと手数豊富な木村の強みをうかがわせる練習。タイでは1ラウンド4分で取り組んでいたというから「15ラウンドでもいける」(木村)のも納得だ。

 ちなみにミット打ちでは対五十嵐用の動きまでは明らかにしなかった。対策については「タイで教わったものだから、タイ式かな」と木村は話すにとどめた。五十嵐との試合では「僕は前に出て泥臭いボクシングしかできない」としつつ「後半にいいかたちでKOにもっていければ」と語る。五十嵐のカット癖もしっかりと頭に入れ、早い仕掛けを心掛けているようだ。

サウスポー対策にも「自身がついた」と木村

「誰が見ても熱くなるような試合で防衛したい」と言葉に力を込めた木村。現在は家賃5万円の1Kの部屋に暮らすが、「日本でもっと有名になって、もっといい部屋に住みたい」と自らやる気をかき立てていた。

 当日は田口良一(ワタナベ)vsミラン・メリンド(比)のWBA・IBF世界L・フライ級王座統一戦、京口紘人(ワタナベ)vsカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)のIBF世界ミニマム級戦とのトリプルタイトルマッチとして行われる。

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