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別府優樹が17KOマーク、高橋竜也は2-1辛勝

2018年1月12日 20時21分

 2018年の後楽園ホール初興行となる「ダイナミックヤングファイトボクシング」が12日開催され、ダブルメインは、日本ウェルター級2位の別府優樹(久留米櫛間)がタイ人選手に初回KO勝ち。日本バンタム級9位の高橋竜也(ヤナグチ土浦)は元日本ランカーの中野敬太(KG大和)に2-1判定勝ちした。

KO勝ちの別府は日本タイトル挑戦を希望

◇ウェルター級8回戦
別府優樹(久留米櫛間)[KO1回1分31秒]チャーンスック・ルークムアンポン(タイ)
 強打が自慢の別府に対し、チャーンスックは右を振りまわしたが、初回中盤に別府が左を振り下ろすと、チャーンスックがダウン。タイ人はすぐに立ち上がったが、別府は右フックをジャストミート。前のめりに倒れたチャーンスックに、陣営からタオルが投入された。

 別府は1年前にチャールズ・ベラミー(横浜光)と引き分けて以降、3連続KO勝ちをマーク。「今年は絶対にタイトルに挑戦したい」とアピールした。戦績は17勝17KO1分。チャーンスックは9勝4KO6敗1分。

高橋(右)は中野に追い上げられ薄氷の勝利

◇54.5キロ8回戦
高橋竜也(ヤマグチ土浦)[2-1(76-74、76-75、75-76)]中野敬太(KG大和)
 高橋が初回2分すぎ、右ストレートで中野をキャンバス送りにする幕開け。中野は2回、失点を挽回しようと攻めたが、高橋の右ショートで再びダウンを喫した。ランキング復帰に燃える中野は3回以降、圧力を強めてボディ攻撃に活路を見出した。

 高橋は足を使うのか、打ち合うのか、中途半端になり、中野に追い上げを許す。高橋は5回に偶然のバッティングで左目上部をカット。高橋は終盤も中野のパンチを浴びてピリッとしなかったが、何とか接戦をものにした。高橋は28勝20KO7敗5分。3連敗の中野は14勝4KO13敗6分。

粕谷はKO勝利で連敗を止めた

◇S・フェザー級8回戦
粕谷雄一郎(石川ジム立川)[KO1回1分28秒]カティカー・サイトーンジム(タイ)
 日本S・フェザー級8位の粕谷は初回、きれいに右クロスを決め、カティカーは背中から崩れるように倒れた。辛うじて立ち上がったものの10カウント。昨年8月、日本ユース・ライト級王座決定戦で、富岡樹(REBOOT)に惜敗して以来のリングで勝利した粕谷は10勝2KO2敗1分。「まずは上位ランキングに入ることが目標。日本のベルトを巻きたい」。

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