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小西伶弥がLF級で初世界戦、3.18山中竜也とダブル

2018年1月26日 19時05分

  真正ジム(山下正人会長)は26日、神戸市兵庫区の事務所で日本ミニマム級王座を返上したWBA世界L・フライ級2位、小西伶弥(24=真正)が3月18日、同市中央区の神戸ポートピアホテル大輪田の間で同級1位、カルロス・カニサレス(24=ベネズエラ)と同級王座決定戦を行うと発表した。

世界初挑戦が決まった小西(左)とV1戦の山中

 昨年の大みそかに同級王者、田口良一(ワタナベ)が7度目の防衛を果たすとともにIBF王座を吸収し、統一王者に格上げされたことで、空位となった正規王座を1位と2位で争う。当日は同門のWBO世界ミニマム級王者、山中竜也(22)が同級4位、モイセス・カジェロス(メキシコ)を迎えて初防衛戦を行うことが決まっており、ダブル世界戦開催となった。

 ビッグチャンスをつかんだ小西は「山下会長から来年は世界を獲りにいくぞと言われていました。正月からしっかり練習、体づくりを続けていますし、全力を尽くしてベルトを手にします。ミニマムは10キロ近くの減量に苦しんだので、階級を上げたことでもっと自分のパフォーマンスができると思う」と世界初挑戦に意欲あふれるコメント。

 小西は5歳から17歳まで白蓮会館で空手に取り組んでいた。中学3年の時に世界王者、長谷川穂積(真正)の試合をテレビで見て、真正ジムに通い出した。

 両親の反対を押し切って専門学校2年生の2013年8月にプロデビュー。14年、全日本ミニマム級新人王を獲得。17年4月、谷口将隆(ワタナベ)と空位の王座を争って日本ミニマム級王座に就いた。昨年12月26日、松井謙太(三河)を大差の判定で下し、2度目の防衛を果たした後、王座を返上していた。戦績は15勝5KOと負け知らず。

山下会長をはさんでの会見では笑顔も見られた

 対戦相手のカニサレスは19勝16KO1分で無敗対決となる。引き分けは16年の大みそかに王者・田口に挑戦した試合。ガードを高くして攻め込むタイプで、小西は「接近戦もアウトボクシングもできるすごい相手ですが、山下会長、江藤日出典会長代行の指示通りにしっかり練習していきます」とこれから対策を練る構えだ。

 会見には山中も同席。「ダブルタイトルマッチで身が引き締まる思いです。前にも話したように挑戦者の気持ちを強く持って、チャンピオンらしく戦います。カジェロスはやりにくい相手ですが、きっちり勝って最強を証明したい。2人ともベルトを巻いた姿をみなさんに見せます」と笑顔で語った。

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