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比嘉大吾の夢広がる、統一戦、2階級制覇、米国進出

2018年2月5日 12時52分

 WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が2度目の防衛戦から一夜明けた5日、沖縄県那覇市内のホテルで記者会見に出席。今後の目標を統一戦、2階級制覇に定めたほか、アメリカ進出プランも浮上した。

トロピカルドリンクで祝杯を挙げる比嘉と具志堅会長

 比嘉は前夜、元2階級制覇王者モイセス・フエンテス(メキシコ)を衝撃の1回2分32秒KOで料理し、デビューからの連続KO記録を15に伸ばした。沖縄での凱旋試合と快勝した22歳は「昨日は2時くらいに部屋に戻って携帯とにらめっこ。1時間寝て回復しました」と飛び切りの笑顔を見せた。

 気になる比嘉の次戦について、具志堅会長はは5月下旬に1位にランクされるムハマド・ワシーム(パキスタン)との指名試合が有力だと明かした。さらに年内はあと3試合、統一戦やアメリカでの試合も模索していくという。

 比嘉本人は「自分は(減量の影響で)フライ級では長くないと思っているので、すぐにでも統一戦がしたい。できないなら上(S・フライ級)に行ってやりたい」と希望。こうした思いを実現するために2月24日、米カリフォルニア州のスタブハブセンターで開催される「SUPER FLY2」を視察することが明らかになった。

「SUPER FLY2」はIBFフライ級王者のドニー・ニエテス(比)が防衛戦に臨み、WBA同級はブライアン・ビロリア(米)とアルテム・ダラキアン(ウクライナ)が王座決定戦を行う。さらにメインにはWBC世界S・フライ級タイトルマッチが組まれ、比嘉にとってはぜひメンバーの一人に加えてほしいイベントと言えるだろう。

 いずれも構想の段階で実現のほどは未知数だが、比嘉の前に大きな未来が広がっているのは間違いない。22歳の若き王者から今後ますます目が離せなくなってきた。

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