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メキシコの名マネジャー、ラファエル・メンドサ死す

2018年3月10日 15時27分

 メキシコのボクシング業界の重鎮で日本との関係も深かった著名マネジャー、ラファエル・メンドサ氏が現地時間8日未明、メキシコのグアダラハラで肺がんのため死去した。80歳だった。

日本とも関係の深かったメンドサ氏

 メキシコ・メリダ出身のメンドサ氏は大学卒業後、メキシコ・ナンバーワンのスポーツ紙エストのボクシング記者として活躍。その後マネジャーに転身し、ミゲル・カント、ピピノ・クエバス、チキータ・ゴンサレスらの世界チャンピオンを擁して手腕を振るった。

 その後ダニエル・サラゴサ、ヒルベルト・ローマン、オスカル・ラリオス、メチョール・コブ・カストロらをマネージ。メキシコ国内にとどまらず日本をはじめ、国際舞台で選手をリングに上げた。ニックネームは“ラ・コブラ”。今をときめくカネロ・アルバレスの初期のマネジャーでもあった。

 15年にニューヨーク・カナストータの国際名誉のボクシング殿堂入り。傘下の1人だったラリオス氏(元WBC世界S・バンタム級&フェザー級王者)は「セニョール・メンドサにはいつも感謝している。彼は金を稼ぎ、私にも稼がせてくれた。とてもディシプリンを重んじる人だったけど、だから私は世界チャンピオンになれた。いつも選手の経済状態をケアしてくれる人だった」と故人を偲んだ。Photo/Pepe Rodriguez

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