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神戸W世界戦のカジェロス、カニサレスが練習を公開

2018年3月14日 21時55分

 18日、神戸ポートピアホテルで行われるダブル世界戦で、WBO世界ミニマム級王者、山中竜也(22=真正)に挑戦する同級4位、モイセス・カジェロス(28=メキシコ)とWBA世界L・フライ級王座決定戦で同級2位、小西伶弥(24=真正)と対戦する同級1位、カルロス・カニサレス(25=ベネズエラ)が14日、神戸市の旧真正ジムで練習を公開した。

スピーカー持参でご機嫌のカジェロス

 午後1時からは前日に来日したばかりのカジェロスが練習開始。普段の練習と同じ環境でいたいのか、わざわざメキシコから小型スピーカーを持参。スマートフォンと接続して民族音楽のマリアッチをジム内に大音量で流した。

 母国では60ラウンドのスパーリングを積んできたといい、山中慎介(帝拳)との再戦で計量失格したルイス・ネリとも2月に3ラウンド手合わせしたそうだ。

 昨年2月、熊本での福原辰弥(本田フィットネス)との同級王座決定戦で1-2の惜敗。その後、国内で3戦3勝と上り調子のカジェロスは「熊本の試合は僕が勝っていた。山中はいいファイターだが、私は勝ちに日本へ来た。できればKOで勝ちたい」と話し、シャドー1ラウンド、ミット打ち2ラウンドで軽く調整、接近戦での細かいパンチを繰り出した。

順調な調整ぶりをうかがわせたカニサレス

 カジェロスよりも1日早く12日に来日したカニサレスは、静かなジムでシャドー、サンドバッグ打ちなどでしっかり汗を出した。練習後にシャワーを浴び、報道陣の前で体重計に乗って異例の「4日前計量」。目盛りは50.0キロとリミットを100グラム上回るだけで、すこぶる順調な調整ぶりを示し、ミネラルウォータも飲んでみせた。

「小西はいいトレーニングを積んでいると思うが、左フック、右ストレートに自信がある。大事なのは勝つことで、KOでも判定でもいい」と余裕のコメント。2年前の大みそかに同級王者、田口良一(ワタナベ)に挑戦するも三者三様のドローに終わっており、19勝16KO1分の無敗の貫禄を示した。

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