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内山高志が引退式でファンに別れ 今後はジム経営

2018年3月27日 20時25分

 日本歴代3位となる11度の世界タイトル防衛を成功させた元WBA世界S・フェザー級“スーパー”王者、内山高志(ワタナベ)の引退式が27日、後楽園ホールで行われた。

内山はホールのファンから惜しみない拍手を送られた

 昨年7月に引退会見を行った内山が後楽園ホールでファンに別れを告げた。マイクを握った内山は「11度防衛し、世界チャンピオンになれるかどうかも分からなかったけど、みなさんの応援のおかがでここまでやってこれた。ありがとうございました」とあいさつ。今後はジムを立ち上がる予定だという。

 内山は埼玉・花咲徳栄高、拓大でアマチュア選手として活躍し、04年のアテネ五輪予選に日本代表として出場したもののオリンピック出場はならず、05年にワタナベジムからプロデビューした。

10カウント・ゴングを聞く内山

 8戦目でOPBF王座を獲得し5度の防衛に成功。10年1月に世界初挑戦でフアン・カルロス・サルガド(メキシコ)を下してWBA王座を獲得した。以後。拳のけがなどに悩まされながらも、“ノックアウト・ダイナマイト”の異名に恥じない豪快なボクシングで11度の防衛を成功させた。

 16年4月、ジェスレル・コラレス(パナマ)にまさかの2回TKO負けを喫して王座陥落。同年大みそかのリベンジマッチも判定負け。これがラストファイトとなった。生涯戦績は24勝20KO2敗1分。

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