WBC女子世界暫定王者の好川菜々が引退会見
2018年4月3日 0時18分
2018年4月2日 21時40分
「ダイナミックヤングファイトボクシング」が2日、後楽園ホールで行われ、メインの54.5キロ契約8回戦は、ノーランカーの定常育郎(T&T)が日本バンタム級7位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)に2-0判定勝ち。スコアは78-76、79-74、76-76だった。
20歳のサウスポー定常は足を使って高橋を焦らしながらカウンター、いきなりの左ストレートで好スタートを切る。すっかりかく乱された高橋は圧力をかけて右で応戦するが、前半戦は定常の左ストレートと右フックのほうが目を引いた。
ペースをつかめない高橋は5回にプレスを強める。しかし、定常の左を浴びて右目上をカット。さらに偶然のバッティングで左目上からも出血した。
定常は6回以降、高橋に押し込まれ、ボディ攻撃を浴びるシーンはあったものの、要所でコンビネーションを決めて高橋に決定的な追い上げを許さない。その後も高橋は前に出続け、最終回は怒涛の攻撃を仕掛けたが、定常も真っ向から打ち返してリードを守り切った。
高橋は昨年7月のWBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦以来の黒星。戦績は28勝20KO8敗5分。ランカー撃破でキャンバスに大の字になって喜んだ定常は8勝2KO2敗3分。かつて敗れている千葉開(横浜光)へのリベンジを希望しており「ランキングを持っていたらやってくれるかな」と話した。
ライト級6回戦では、元日本ライト級王者の三垣龍次さんがセコンドデビュー。酒井孝之(協栄)のセコンドについて、三垣さんの古巣であるM.Tジムの森田陽と対戦した。酒井は最初にダウンを喫しながら、ダウンを奪い返してTKO勝ち。酒井も移籍第1戦とあり、師弟でうれしい初陣となった。
◇ライト級8回戦
永田翔(アベ)[3-0(78-75、78-74×2)]太田啓介(レパード玉熊)
太田が圧力をかけて手数を出し、やや変則の永田が動きながらこれを迎え撃つ立ち上がり。パワーで上回る永田が中盤から左右のボディブローを軸に、右ストレートも決めて優勢。太田はよく粘ったが、形勢を逆転するには至らず。永田は9勝2KO4敗。太田は10勝3KO12敗。
◇ライト級6回戦
酒井孝之(協栄)[TKO1回2分20秒]森田陽(M.T)
◇フェザー級6回戦
宮地隆佳(石川ジム立川)[2-0(58-56、59-56、57-57)]松浦大地(ワタナベ)
◇ミニマム級6回戦
佐宗緋月(T&T)[3-0(58-57、58-56×2)]長谷部守里(三迫)
2024年12月12日 14時27分
2024年12月12日 13時19分
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分