村田諒太は8回TKOで初防衛「ゴロフキン目指す」
2018年4月15日 21時59分
2018年4月15日 20時46分
WBC世界フライ級タイトルマッチが15日、横浜アリーナのセミで行われ、計量失格で前日に王座をはく奪された比嘉大吾(白井・具志堅S)は同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9回1分14秒TKO負け。ロサレスが新王者となった。
前日にまさかの計量失格となった比嘉は、減量苦による肉体的影響と、タイトル喪失による精神的ショックを引きずってのリングとなった。
序盤はロサレスが手数で上回った。長身から打ち下ろすジャブは鋭く、左をダブル、トリプルで打ち込んでくる。比嘉もボディブローで応戦するもののロープを背負うシーンが多く、いつものようなアグレッシブさを欠いた。4回終了時の採点は39-37×2でロサレス、39-37比嘉。ロサレスがリードした。
5回は接近戦となり、比嘉のボディ攻撃が冴えてロサレスが効いたようにも見えた。このあとも頭をつけて打ち合う展開が続く。比嘉が攻めるシーンもあるが、ロサレスの反撃を食らってペースを引き寄せることができない。8回終了時の採点は77-75、79-73でロサレス、残りが76-76だった。
迎えた9回序盤、比嘉陣営が棄権を申し出てあっけない幕切れとなった。もともと比嘉の体調が悪かったこと、8回の採点で差がついていたことで、棄権を決断したという。比嘉は15勝15KO1敗。ロサレスは27勝18KO3敗。
◇113ポンド10回戦
中谷潤人(M.T)[負傷判定8回43秒3-0(79-74、80-73、80-72)]マリオ・アンドラーデ(メキシコ)
日本フライ級3位の中谷が初の世界ランカー戦。WBCフライ級11位のアンドラーデがプレスをかけ、長身サウスポーの中谷がフットワークを使いながらジャブで距離を取った。
アンドラーデはスピードがあったが、中谷は負けていない。メキシカンに接近を許さず、左ボディを多く使いながら、顔面につなげ、着実にポイントをピックアップ。5回の左ボディでアンドラーデにダメージを与えると、中谷は完全にKO狙いとなった。
劣勢のアンドラーデはそれでもガッツを見せていたが、8回に偶然のバッティングで鼻を負傷。ストップとなった。中谷は15勝11KO無敗。アンドラーデは13勝3KO7敗5分。
◇136ポンド6回戦
小田翔夢(白井・具志堅S)[3-0(58-56×2、59-55)]ロルダン・アルデア(比)
昨年の全日本新人王で日本ライト級10位の小田がフィリピン・ライト級王者と対戦。小田は2回、サウスポーのアルデアの左をもらうと、3回から攻勢を強めてアルデアをコーナーに押し込むシーンを再三作った。小田はミスブローが多く、アルデアの左カウンターも少なからず被弾したが、パワーと手数で上回り、最終回はボディを効かせた。小田は8勝7KO。連続KOはストップしたが無敗はキープ。アルデアは12勝6KO5敗1分。
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