村田諒太「ゴロフキンは強さの象徴」さらなる高みへ
2018年4月16日 15時22分
2018年4月15日 21時59分
WBA世界ミドル級タイトルマッチが15日、横浜アリーナ「FUJI BOXING」のメインイベントで行われ、チャンピオンの村田諒太(帝拳)が挑戦者6位エマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)に8回2分56秒TKO勝ち。初防衛を成功させた。
パワーで上回る村田が前で出て圧力をかけ、ブランダムラは足を使いながら打っては離れのボクシング。予想通り、ブランダムラに一発のパワーはなかった。
村田がどの段階でブランダムラをつかまえられるかがポイントだったが、この日の村田はジャブがよかった。早くも3回、立て続けにワンツーを打ち込んで挑戦者を下がらせる。村田の右を警戒するブランダムラは左を高く掲げて対処を試みるが、手を出しながらも押し込まれるシーンが増えていった。
村田は戦前の言葉通り「距離を詰めすぎないように」注意しながら、愚直に右を打ち込んでダメージを与えていく。5回はボディへの右が有効。ブランダムラはパンチを返すもののの、状況を打開するにはあまりに非力だ。6回になるとブランダムラがペースダウンし、村田がスパート。会場が沸いた。
劣勢のブランダムラは8回、ネジを巻きなおして手を出したが、村田のワンツーがヒット。下がった挑戦者にさらに右を打ち下ろすと、ブランダムラがついにダウン。何とか立ち上がったが主審が試合を止めた。
村田は14勝11KO1敗。リング上で村田は「ゴロフキンを目指してやりたいと思います」と高らかに宣言した。次戦は今秋、ラスベガスのMGMグランドが有力。ブランダムラは27勝5KO3敗。
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