アマチュア最強の称号とともにプロデビューするワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）の対戦相手に内定していたジョナサン・オケンド（プエルトリコ）が4日、負傷と条件面の不満を理由に試合から“降りる”と通達した。試合は10月12日ラスベガスのブラッドリー×マルケス戦のアンダーカードで予定されていた。

　プエルトリコからの報道によると、オケンド（23勝16KO3敗）はトレーニング中に左拳のナックルを痛めたため出場できないとコメント。同時に提示された報酬に不満があることを明かした。

　主催のトップランク社は最初ロマチェンコの相手に指名されたホセ・ラミレス（メキシコ＝25勝15KO3敗）を再度抜擢するもよう。WBOインターナショナル・フェザー級王座が争われる。