豪華絢爛の世界ミドル級史、最新ビート5月号から
2017年4月16日 13時23分
2017年4月16日 10時44分
現地時間15日、英国スコットランドのグラスゴーで行われたS・ライト級統一戦は、IBF王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)がWBA王者リッキー・バーンズ(英)に12回3-0判定勝利を収め、2冠を統一した。このクラスはWBC&WBO王者にテレンス・クロフォード(米)が君臨する。
インドンゴが2回からリーチの長さを生かしながらプレスをかけて攻防をコントロール。サウスポーからストレート系のパンチを浴びせる。バーンズは4回、左構えにスイッチして打開を図るが、インドンゴは右ジャブ、ボディー打ちとスピーディーなパンチで優勢。その後もバーンズを後退させリードを印象づける。
8回終盤、強打でバーンズの脚を震わせたナミビア人はバーンズの顔面、ボディーに有効なパンチをコネクト。10回、バーンズに反撃を許したインドンゴだが、11回には左右フックにボディーへストレートをミックスさせ再び攻勢。12回、バーンズが倒れたが、レフェリーはスリップと判断。そのまま終了ベルを聞いた一戦は120-108、118-110、116-112のユナニマスでインドンゴの手が上がった。
前回のエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦の初回40秒KO戴冠に続き敵地で殊勲のインドンゴは22勝11KO無敗。S・ライト級王座のV2に失敗したバーンズは41勝14KO7敗1分。Photo/BoxingScene.com
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