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井岡「スタートラインに立った」強豪との対戦希望

2018年9月9日 15時17分

  日本時間9日、米国デビュー戦でWBC&WBO・S・フライ級3位マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)に勝利した元3階級制覇王者の井岡一翔(SANKYO)が試合後、メディアに喜びと今後の抱負を語った。

勝ち名乗りを受ける井岡、左はサラス・トレーナー

 初回から積極的に攻めた井岡は「それしか選択肢がなかったから。様子を見ようとは思わなかった」とゴング直後の心境を説明。積極策が功を奏し、3回に右でダウンを奪った。「ダウンのあとまとめたかったが、相手も強く厳しい試合になった」とこのシーンを振り返った。

 KOこそ奪えなかったものの、しっかりした内容で勝利を飾り「この試合にかける思いが相当あったし、結果にこだわった。井岡一翔という存在をこちらに証明できたよかった」と納得した表情を見せた。

 7月の復帰会見ではその理由に4階級制覇とアメリカ進出を上げた。その第一歩を踏み出した井岡は「アメリカに来たのは強い選手とやりたかったからで、この勝利でスタートラインに立った気持ち。自分を中心にそういう選手たち(ロマゴン、エストラーダら)と今後はやりたい」とも語った。

リングサイドから声援を送る井岡一法会長

 会場では袂を分かつことになった父の井岡一法・井岡ジム会長も観戦。これについては「父の声はよく聞こえた」と少し苦笑いだった。Photo/SUMIO YAMADA

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