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ロマゴン再起成功 フエンテスに5回TKO勝ち

2018年9月16日 11時20分

 15日(日本時間16日)ラスベガスのアンダーカードでは元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が1年ぶりの登場。日本で田中恒成(畑中)、比嘉大吾(白井・具志堅S)に敗れた元王者モイセス・フエンテス(メキシコ)に5回1分44秒KO勝ちを飾った。

ロマゴン(左)は持ち味の連打もよく出た

 久々の試合はバンタム級契約ながら、当初の契約だった52.07キロのS・フライ級体重で計量をクリアしたゴンサレス(フエンテスは52.61キロ)。ゴングが鳴るとさっそく標的をチェイスし、左右ブローを浴びせていった。

 フエンテスは2回に右目付近から出血。ゴンサレスの攻勢のピッチがさらに上がる。フエンテスは耐えながら必死に手を返すが、とてもロマゴンの勢いには抗えない。

 迎えた5回、ロープを背負わせて放ったゴンサレスの右ショートフック。これが見事にカウンターとなって決まると、フエンテスはその場に崩れ落ちた。凍り付くようなダウンシーンだった。フエンテスのダメージを見てとった主審が試合をストップした。

 戦線復帰をとげたゴンサレスは47勝39KO2敗。昨年3月にシーサケット・ソールンビサイ(タイ)に判定負けでWBC・S・フライ級王座から陥落、直接再戦ではまさかの4回KO負けを喫した。今回は2016年9月のカルロス・クアドラス(メキシコ)戦以来となる白星となった。フエンテスは25勝14KO6敗1分。

 セミで行われたWBO世界S・ウェルター級タイトルマッチは、王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が挑戦者3位ブランドン・クック(米)に3回1分3秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。

 WBAミドル級挑戦者決定戦として行われた元IBF王者デビッド・レミュー(カナダ)とWBA3位ゲイリー・オサリバン(アイルランド)の一戦はレミューが得意の左フックで1回2分44秒TKO勝ち。Photo/SUMIO YAMADA

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