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丸木兄弟の兄和也は引退、ジム会長に就任
2019年3月1日 1時14分
2019年2月28日 18時41分
東日本ボクシング協会は28日に都内で総会を開き、次期協会長に花形進・花形ジム会長(72歳)が就任することを承認した。任期は4月1日より3年間。現協会長の渡辺均・ワタナベジム会長は3月31日をもって任期切れとなり、今後は相談役に就く。
花形会長は元WBA世界フライ級チャンピオンで、ジム会長としても星野敬太郎、花形冴美の男女世界王者を育てた。気さくな人柄で知られ、「明るく!」「クリーンに!」「粘り強く!」の“花形イズム”を協会長としても浸透させたい考えだ。
また「日本ボクシングコミッション(JBC)との連帯強化」「アマチュアの日本ボクシング連盟との健全な友好関係の構築」「各地区協会との協力関係の促進」も公約に掲げる。
この日の総会後に行われた会見で花形会長は「大変ですが、3年間頑張るつもりでやる」と意欲を語った。特に危機感を抱いているという「練習生の減少」に力を注ぐつもりで、「少子化で、いろんなスポーツが増えている時代だが、工夫のしようはある」とし、現在協会が主催する“ジュニア・チャンピオンリーグ”“エアボクシング”“ファーストボックス”のボクシング人口増加のための事業は継続してやっていくことを明かした。
会見に同席した渡辺会長も「花形さんは我々の世代の世界王者であり、ジム経営でも王者をつくるなどしっかりとされている。そういう方が次期協会長となることにホッとしています。晴れがましい気持ちでバトンタッチできます」とエールを送り、協会の発展を託した。
花形新会長は慣例で日本プロボクシング協会(JPBA)の協会長も兼務する予定。こちらは4月のJPBA理事会で正式に承認を受ける見通し。東日本協会の新体制は3月中に決定される。
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