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竹迫司登が薄氷のドロー防衛 加藤収二は金星逃す

2019年3月2日 20時50分

 日本ミドル級タイトルマッチが2日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」で行われ、王者の竹迫司登(ワールドS)と挑戦者1位の加藤収二(中野サイトウ)は三者三様のドロー。竹迫は2度目の防衛に成功した。試合の模様はCS放送の日テレG+で4日(月)22時から放送される。

竹迫(右)は連続KOが途切れながらベルトは守った

 デビューから10連続KO勝ちで、昨年の年間表彰で新鋭賞に選ばれた竹迫の2度目の防衛戦。前王者の西田光(川崎新田)を下して挑戦権を手にしたサウスポー加藤を迎えた。

 大応援団の声援を受ける加藤がジャブを盛んに突き、竹迫がガードを固めながら前へ。パワーのある竹迫が加藤をコーナーに、ロープ際に追い込むが、加藤は手数で対抗し、近距離でうまくジャブ、アッパーを使ってショートパンチをヒットした。

 竹迫は前に出るものの、動きながらコツコツと手を出す加藤をとらえられず、思うような攻撃ができない。5回は両者が激しく打ち合い。半を終わって挑戦者が48-47×2、49-46でリードした。

挑戦者の加藤(左)は最後まで竹迫を苦しめた

 後半は劣勢の竹迫が前に出続けた。加藤の細かいパンチをもらうシーンは相変わらずだが、右と左ボディで加藤を徐々に削っていった。さいごまで攻め続けた竹迫が何とかドローに持ち込んだ

 連続KOがストップした竹迫は10勝10KO1分。「サウスポーは苦手だった。攻めづらくてズルズルいってしまった。加藤さんは打ってもすぐ打ち返してきて気持ちが強いと思った。再戦? 僕ももう1回やりたいです」とコメントした。

 善戦したものの惜しくも及ばなかった加藤は10勝6KO1敗2分。控え室で目に涙をためながら「下がらないのが目標だった。相手のパンチは芯でもらわなかったけど、後半は相手のプレッシャーが強くなって、勝ちきれなかったのが自分の弱さ」と話した。

山口(右)は負傷判定ながらランク復帰を決める勝利

◇L・フライ級8回戦
山口隼人(三迫)[負傷判定5回1分44秒3-0(48-47×2、49-47)]大野兼資(帝拳)
 日本王座挑戦経験のある山口は16年10月の日本タイトル挑戦者決定戦に敗れて以来、2年4ヵ月ぶりのリング。日本L・フライ級9位のサウスポー大野に挑んだ。

 序盤はフェイントの掛け合い。リーチのある山口の右がやや優勢か。大野は3回からプレスを強めたが、山口はカウンターとフットワークでこれに対処。5回、偶然のバッティングで両者ともにカットし、山口の右目上部の傷が原因で続行不可能となった。

 ジム移籍第1戦に勝利の山口は15勝2KO7敗1分。4戦連続で勝利から見放された大野は11勝6KO3敗2分。

高橋拓磨&南出仁 デビューから3連続KO勝ち

ホープ高橋は右ストレートで試合を決めた

◇ウェルター級8回戦
高橋拓磨(ワールドS)[KO1回1分25秒]ジョネル・ダピドラン(比)
 高校4冠の肩書きを持つ東洋大出身の高橋が初回に爆発。パンチにパワーを感じさせるダプドランに対し左フック、右ストレートのコンビネーションを決めると、ダピドランがストンをキャンバスに落下。立ち上がったものの10カウントとなった。高橋は3連続KO勝ち。ダピドランは10勝6KO4敗。

KO勝利を決めてガッツポーズの南出

◇バンタム級8回戦
南出仁(セレス)[KO3回2分30秒]マージュン・パンティルガン(比)
 駒沢大出身のサウスポー南出がスタートからフィリピンS・フライ級4位のパンティルガンをロープ際に押し込んで圧倒。初回終了間際にパンチで右目上部をカットしたものの、2回もガードを固めて一発狙いの比人を攻め続け、3回に左ボディで10カウントを聞かせた。南出はデビューから3連続KO勝利をマーク。パンティルガンは18勝14KO8敗。

◇ウェルター級6回戦
中村駿介(帝拳)[KO3回1分29秒]クリッサダコーン・コーシンクラン(タイ)

◇S・ライト級6回戦
鈴木雅弘(ワールドS)[3-0(60-54×2、59-55)]ケルビン・テノリオ(比)

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