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負傷判定勝ちの赤穂亮「自分にがっかりしている」

2019年4月2日 21時11分

 WBOバンタム級4位、IBF・S・バンタム級11位にランクされる赤穂亮(横浜光)が2日、後楽園ホール「A-SIGN BEE vol.19」のメインに登場。56.0キロ契約8回戦で、日本S・バンタム級20位の藤岡飛雄馬(宮田)に5回55秒負傷判定勝ちした。スコアは2-0(50-46、49-47、48-48)だった。

赤穂のパンチは相変わらずパワフルだったが…

 前日本バンタム級王者で、2度の世界挑戦経験を持つ赤穂がサウスポー藤岡を迎えての一戦。赤穂は初回からパワフルな左ボディ、左右のフックを打ち込んでいったが、藤岡もこれをブロックしながらジャブ、左ストレートでひるまずに対抗。赤穂は2、3回、偶然のバッティングで左目上部から出血した。

最後は眉間にざっくりと大きな傷ができた

 やや空転気味の赤穂は4回、左アッパーを決めて藤岡を下がらせて畳みかけたが、5回にみたびバッティングで眉間をカット。これが原因で試合は終わった。赤穂は34勝22KO2敗2分。藤岡は10勝1KO8敗1分。

赤穂の話「自分にがっかりしている。自分がこんなに弱いのかと。いい練習はできたいたんですけどね。こんな姿を見せているようじゃファンに失礼。ゆっくり考えます」

高橋(右)はこの右ストレートで最初のダウンを奪った

◇L・フライ級8回戦
高橋悠斗(K&W)[TKO1回1分36秒]中山祐太(勝又)
 日本ミニマム級1位の高橋はスタートから先手を取ってジャブ、右ストレート、左ボディとテンポよく攻撃。ラウンド中盤、右ストレートをきれいに決めて中山をキャンバス送り。立ち上がったところに左フックを決めてフィニッシュした。

 快勝の高橋は10勝5KO4敗。リング上から「日本チャンピオンの田中(教仁=三迫)選手からダウンを奪ったけど、2か所眼窩底骨折して負けた。借りを返させてください」とタイトル挑戦をアピールした。中山は連敗で6勝3KO3敗1分。

中川は鮮やかなアッパーカットで有馬を沈めた

◇ライト級8回戦
中川祐(竹原&畑山)[TKO6回30秒]有馬啓祐(一力)
 パンチ力で勝る中川は3回からサウスポー有馬に右を当て始めた。5回に右アッパー、右ストレートで好機を作ると6回、離れ際に右アッパーを一閃、有馬がひっくり返り、即ストップとなった。連敗脱出の中川は8勝4KO4敗1分。35歳のベテラン有馬は9勝1KO13敗1分。

◇バンタム級8回戦
若松竜太(勝又)[TKO5回2分35秒]中村雅敏(一力)
 両者ともに初回から距離を詰め、互いによく手を出した。ともに有効打を重ねながら、相手によりダメージを与えたのは若松。4回に左アッパーで中村の腰を折ると、5回に連打したところでストップ。若松は09年3月、デビュー2戦目で中村に初回KO負け。10年越しのリベンジとなった。戦績は12勝9KO14敗1分。中村は7勝4KO10敗。

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