2019年4月27日土曜日

エストラーダが雪辱 シーサケット王座陥落

 WBC世界S・フライ級タイトルマッチが26日(日本時間27日)、米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで行われ、元フライ級2冠王者で挑戦者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に3-0判定勝ち。昨年2月のリベンジを果たすとともに、2階級制覇を達成した。

エストラーダ(左)はコンビネーションで王者を攻略した

 シーサケットは本来の左構えではなく、右構えでスタート。立ち上がりはエストラーダがよく動きながら右ストレート、左ボディ、左フックで優位に立った。

 その後も軽快に動きながら試合を組み立てるエストラーダに対し、シーサケットはドスドスと前に出てパワーパンチで対抗する。中盤からボディ攻めを見せたが、スピードで上回るエストラーダが細かいパンチをコツコツとヒットさせた。

判定が読み上げられ、喜ぶエストラーダ陣営

 シーサケットは9回から本格的にサウスポーにスイッチ。左強打でエストラーダに迫り、エストラーダも下がらずに応戦して試合はヒートアップ。両者ともによく手を出してゴールテープを切った。

 昨年2月の対戦は微妙な2-0判定でシーサケットが勝利した。判定勝ちを聞いて涙したエストラーダは39勝26KO3敗。大声援も勝利を後押しした。

 シーサケットは17年3月、当時最強と言われたローマン・ゴンサレス(ニカラグア)から奪った王座の4度目の防衛に失敗。戦績は47勝41KO5敗1分となった。Photo/SUMIO YAMADA

■S・フライ級世界王者

WBA カリド・ヤファイ(英)
※6月1日にノルベルト・ヒメネネス(ドミニカ共和国)とV5戦

WBC フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)

IBF ジェルウィン・アンカハス(比)
※5月4日に船井龍一(ワタナベ)とV7戦

WBO 空位
※アストン・パリクテ(比)と井岡一翔(Reason大貴)が6月19日に王座決定戦

※江藤光喜(白井・具志堅S)が5月25日にハビエル・シントロン(プエルトリコ)と挑戦者決定戦


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