クドゥラ金子がKOで初防衛 日本ユースW級
2019年5月3日 23時29分
2019年5月3日 19時33分
ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝(5.18英グラスゴー)を15日後に控えたWBA世界同級王者の井上尚弥(大橋)が3日、横浜市内のジムで練習を公開した。IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との統一戦に向け、緊張感の高まりを感じさせた。
大一番までおよそ2週間となり、井上の表情が引き締まった。「練習中でも、練習を離れても、気を抜けないというか常にピリピリした感じはある」。
この日、練習を公開したのはシャドーボクシングと、弟拓真(WBCバンタム級暫定王者)との2ラウンドのマスボクシングのみ。あとは報道陣を帰らせてからの練習となった。
その理由を井上は「まだ日にちもあるし、ゆっくり練習したいというのもある。こうして(報道陣が集まって)風邪を引いたりしても困る」と説明。何より「五分五分と見ている」(真吾トレーナー)というロドリゲスの実力が緊張に結びついていることを井上本人が認めた。
とはいうものの、井上は弱気になってピリピリしているわけではない。真吾トレーナーが「すごくいい緊張感です」と話すように、相手が同世代の若き実力者であるがゆえ、ここまで集中していいトレーニングを積むことできたという。
井上は「グアム合宿が終わってからスパーをバンバンして、理想に近い動きができている」「こういう(相手が強い)試合のほうが実力以上のものを出せるタイプだと思っている」と自信を持って言い切った。
具体的には、スピードがあり、ジャブと距離感に優れたロドリゲスとの試合は“技術戦”と想定。真吾トレーナーが「パンチを当てた後もすぐにガードを戻す。これは繰り返し言ってきた」と明かしたように、一瞬のミスが命取りになるという意識を体にしみこませた。
昨年は2試合連続で衝撃の初回KO勝ちを収め、周囲の期待は高まるばかりだが、ここを締めてこそロドリゲス戦の勝利はある。決勝の相手がノニト・ドネア(比)に決まった話を、軽く受け流したのも当然のこと。英国には8日旅立つ。
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