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袴田事件の漫画が最終回『終了ゴングが鳴る日まで』

2019年7月16日 18時32分

 半世紀にわたり無実を訴える元プロボクサーの死刑囚、袴田巌さんの事件を描いた漫画『スプリット・デシジョン~袴田巌 無実の元プロボクサー~』が最終の第6話を迎え、東日本ボクシング協会のホームページで公開されている。最終話のタイトルは「終了ゴングが鳴る日まで」。http://jpbox.jp/hakamada-manga.html

右は釈放後の袴田さん(昨年撮影)

 日本プロボクシング協会・袴田巌支援委員会は昨年、事件のことをより分かりやすく、できるだけ多くの人に知ってもらおうと漫画の制作を発案。事件のあった静岡県清水市(現静岡市清水区)出身で、元プロボクサーの森重水さんに作画を依頼し、2月から月1話のペースで公開してきた。

 委員会では英語版も作成し、youTubeでも公開したところ、漫画の評判は上々。今後も袴田漫画をうまく活用して、事件の中身と袴田さんの無実を国内外にアピールをしていく方針だ。

 袴田さんは2014年3月、静岡地裁の再審開始決定を受けて48年ぶりに釈放されたが、東京高裁が18年6月に静岡地裁の決定を取り消した。現在は最高裁で審理が続いているが、この決定次第では、袴田さんが再び収監される危険性がある。

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