20日（日本時間21日）ロンドンのO2アリーナでゴングとなるヘビー級12回戦、WBC1位ディリアン・ホワイト（英）vsオスカル・リバス（コロンビア＝カナダ＝WBO4位）の計量が19日行われ、ホワイトが259ポンド（117.48キロ）、リバスが239.5ポンド（108.63キロ）で明日のリングに臨む。

　この試合はWBCヘビー級挑戦者決定戦として組まれたが、直前になり暫定王者決定戦に昇格した。ホワイト（25勝18KO1敗）はすでに600日以上、WBC1位を占めており、エディ・ハーン・プロモーターを通じて指名挑戦者の権利をWBCに訴えていた。15年に前ヘビー級統一王者アンソニー・ジョシュア（英）にストップ負け後10連勝と好調をキープする。

　一方コロンビア出身でカナダに在住しながらキャリアを進めるリバスは1月に世界挑戦歴を持つランカー、ブライアント・ジェニングス（米）に12回TKO勝ち。上位進出のチャンスをつかんだ。戦績は26勝18KO無敗。

　同じリングでは前回、ホワイトに11回KO負けした悪童デレック・チゾラ（英）がWBC王者デオンタイ・ワイルダー（米）に挑戦歴があるアルツール・スピルカ（ポーランド）と10回戦。計量でチゾラは257ポンド（116.87キロ）、スピルカは243ポンド（110.22キロ）だった。Photo by Mark Robinson / Matchroom Boxing

■ヘビー級世界王者
WBAスーパー　アンディ・ルイスJr（米）
WBA　マヌエル・チャー（ドイツ）
WBC　デオンタイ・ワイルダー（米）
IBF　アンディ・ルイスJr（米）
WBO　アンディ・ルイスJr（米）