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“過去最強”の相手と団体内王座統一戦

井上拓真「必ず正規王者になる」 
“過去最強”の相手と団体内王座統一戦

2019年8月26日 16時17分

 WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)が正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との“統一戦”に挑む。26日、ダブル世界タイトルマッチ(11.7さいたまスーパーアリーナ)を行う兄の尚弥とともに会見した拓真は「兄弟で勝利を飾る」と言葉に力をこめた。

左から尚弥、父真吾トレーナー、拓真

 会見直前にようやく正式決定したという拓真とウバーリの一戦。兄と同じひな壇に上がった拓真(13勝3KO)は「前から目標としていた兄弟でダブル世界戦ということで、いままで以上に楽しみもあるし、負けられない戦いになる」と言葉に力を込めた。

 対戦相手のウバーリは今年1月、元WBAスーパー王者ルーシー・ウォーレン(米)を下して王座を獲得し、7月に初防衛に成功。アマチュア時代に2度オリンピックに出場し、プロで16勝12KO無敗というサウスポーの実力者だ。

この日の記者会見に出席したメンバー

 拓真は「好戦的で技術もあり、ハートの強さもあり、過去最強の相手だと思う」としながらも、「正規王者になりたいという思いは強い。11月7日は兄弟でダブル勝利を飾りたい」とコメント。父の真吾トレーナーは「いまのままでは勝てないが、試合までに必ず勝てるように練習している」と語った。

 常に拓真のことを気にかけてきた尚弥は「自分の試合より緊張する試合が自分の前にあるのは複雑な気持ちですけど、ここは拓真を信じて、自分を信じていきたい」と意気込みを口にした。

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