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11.7さいたま 弟の拓真とダブル世界戦
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2019年8月26日 月曜日

井上尚弥「ドネアは一番やりたかった選手」 
11.7さいたま 弟の拓真とダブル世界戦

 兄弟で夢の競演─。WBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)とWBC世界同級暫定王者の井上拓真(大橋)が26日、都内で記者会見を開き、11月7日さいたまスーパーアリーナでダブル世界タイトルマッチを行うと発表した。

「ドネアの左フックをもらわない距離で戦う」と井上(左)

 尚弥はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝でWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦。拓真はWBC正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)と団体内統一戦を行う。記者会見にはドネアも出席した。

 対戦相手も海外から呼んで試合発表をするのは現WBA世界ミドル級王者、村田諒太(帝拳)と同じスタイル。イベントの大きさを物語る記者会見に、さいたまスーパーアリーナで雌雄を決する3階級制覇の井上と、5階級制覇のドネアが顔をそろえた。

井上「このWBSS決勝は、自分のキャリアにとってどんなに大切な試合か知っているし、みなさんが望むことも自覚している。このトーナメントが始まったときに一番対戦したかったドネア選手と決勝で戦えることを感謝している。自分のすべてを出してアリトロフィーをゲットしたい」

 WBSS初戦、準決勝と圧勝してきた井上に対し、ドネアは初戦で対戦相手のライアン・バーネット(英)が試合中のけがによるTKO勝ち。準決勝はWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が試合直前にけがを理由に棄権。無名の代役ステフォン・ヤング(米)にTKO勝ちとあって、決勝までのプロセスはだいぶ違う。

ドネアはマネジャーのレイチェル夫人を伴って会見に出席

ドネア「いまのノニト・ドネアができているのは、サムライ精神や、武士道の考えがすごく影響している。私を培ってくれた日本で、ナオヤという素晴らしいボクサーと対戦できることに興奮している。年齢もあり私の力を疑う声もあるけど、それが間違いであることを見せたい。11月は自分のためではなく、ファンのため、日本のため、世界のファンのために戦う」

 両者とも面識があり、井上が高校生のころからドネアの技術を盗んでいたということもあり、会見は終始和やかな雰囲気で進んだ。チケットの一般販売は9月2日からの予定。試合の模様はフジテレビ系列で全国中継される。

■井上尚弥(26歳=大橋
出身 神奈川県座間市
身長 165cm
アマ戦績 75勝6敗
プロ戦績 18勝16KO
獲得タイトル WBC・L・フライ級(防衛1)、WBO・S・フライ級(防衛7)、WBAバンタム級(防衛1)、IBFバンタム級
WBSS初戦 1回1分10秒KO勝ち vsフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)
WBSS準決勝 2回1分19秒TKO勝ち vsエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)

■ノニト・ドネア(36歳=フィリピン)
出身 フィリピン・ポホール島タリポン
身長 168cm
アマ戦績 68勝8敗
プロ戦績 40勝26KO5敗
獲得タイトル IBFフライ級(防衛3)、WBA・S・フライ級暫定(防衛1)、WBC・WBOバンタム級(防衛1)、WBO・S・バンタム級(防衛3)、IBF・S・バンタム級、WBAフェザー級スーパー、WBO・S・バンタム級(防衛1)、WBAバンタム級スーパー(防衛1)
WBSS初戦 4回終了TKO勝ち vsライアン・バーネット(英)
WBSS準決勝 6回2分37秒KO勝ち vsステフォン・ヤング(米)

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