高山涼深が8回KOで日本S・フライ級ユース王座獲得
2019年10月20日 0時31分
2019年10月19日 20時52分
「内山高志 presents KNOCK OUT DYNAMITE 賞金トーナメント」が18日、後楽園ホールで行われ、56キロ、60キロ、65キロの3階級で6試合が行われた。56キロ級は、ホープ山内祐季(真正)は3回TKOでベテランの若松竜太(勝又)に勝利。決勝で日本フェザー級9位、佐々木蓮(ワタナベ)との無敗対決が決まった。決勝は来年1月12日に行われる。
各階級の優勝賞金50万円。KO賞金は1回KOが50万円、2回30万円、3回15万円、4回10万円、5回5万円。この日はフィリピンのマービン・エスクエルドとデスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)が初回KOで50万円、山内が3回KOで15万円をゲットした。
【内山高志トーナメント5回戦】
◇60.0キロ
マービン・エスクエルド(比)[TKO1回1分51秒]伊藤弘一(黒崎KANAO)
両者ともスタートから近距離での打ち合い、左フックをヒットするOPBF・S・フェザー級10位のエスクエルドがリード。ラウンド中盤、エスクエルドの右がクリーンヒットして伊藤がダウン。ダメージが深く、何とか立ち上がったもののストップとなった。エスクエルドは15勝9KO2敗1分。1年半ぶりのリングだった伊藤は3連敗で11勝10KO8敗3分。
高畑里望(ドリーム)[3-0(49-46×2、48-47)]ツェンドスレン・バットイレードゥイ(モンゴル)
バットイレードゥイはアマ83戦ながら振り回す系のボクシング。長身の日本S・フェザー級11位、高畑はこれをしのいでボディ打ちを軸に攻めた。3回、高畑のボディアッパーでモンゴル人が後退。高畑はここから前に出続けたが、バットイレードゥイはスイッチして粘り、判定決着となった。40歳の高畑は16勝6KO8敗1分。バットイレードゥイは1勝1敗。
◇56.0キロ級
山内祐季(真正)[TKO3回1分20秒]若松竜太(勝又)
アマで高校3冠、芦屋大出身のサウスポー、山内はスタートから左を上下に打ち分け、多彩な攻めで若松を攻めていった。2回に連打で追い込んで左でダウンを奪うと、粘る若松に反撃を許さず、3回にストップ勝ちとなった。山内は4勝3KO。若松は12勝9KO15敗1分。
佐々木蓮(ワタナベ)[2-1(48-46×2、46-48)]伊集盛尚(琉豊BS)
日本フェザー級9位のサウスポー、佐々木はガードを固めて前に出る伊集をうまくさばいていたが、2回に左フックを食らってダウン。その後もファイターの伊集が追いかけ、佐々木がさばくという展開ながら、佐々木は足を動かしながらよくボディ打ちを決めて、伊集の勢い止めた。佐々木は10勝6KO。3連敗の伊集は11勝9KO5敗。
◇65.0キロ級
ドゴルドル・バットツォグト(モンゴル)[3-0(49-46×2、50-45)]藤中周作(金子)
アマ106戦の実績を持つバットツォグトは本日がプロデビュー戦。スタートはラフでパワフルなアタックで藤中を守勢に回らせ、3回以降はフットワークも巧みに使って、藤中のパンチをまともにもらわなかった。藤中は16勝11KO11敗2分。
デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)[TKO1回1分45秒]宮崎辰也(マナベ)
宮崎がゴングと同時に飛び出していったが、日本S・ライト級8位のデスティノはこれをガッチリ受けとめて細かく強いパンチで対抗。たちまち連打で宮崎を返り討ちにしてダウンを奪い、さらに連打で宮崎を沈めた。デスティノは26勝24KO5敗2分。4連敗の宮崎は9勝9KO13敗1分。
◇63キロ5回戦
屋嘉部悠大(白井・具志堅S)[TKO1回1分58秒]ベジータ石川(折尾)
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分
2025年4月20日 8時41分
2025年4月19日 20時04分
2025年4月19日 19時54分