ヘビー級の藤本京太郎「世界あきらめない」1年ぶりV
永田大士が日本S・ライト級挑戦権獲得
2019年10月21日 21時13分
2019年10月21日 11時52分
全日本女子と同時開催の第71回全日本社会人選手権大会は10階級の決勝が行われ、今年現役復帰した元五輪代表鈴木康弘(北海道・K&Kボクシングクラブ)が落合佑季也(群馬・群馬県ボクシング連盟)を技巧でかわして文句なしの5-0判定勝ち。この大会初出場で優勝し「最優秀選手」に選ばれた。
これで鈴木(31歳)は11月の全日本選手権大会に向けて大きな弾みをつけた。全盛期に比べれば「まだまだ」(本人談)だが、1試合ごとに調子を上げているのは確か。「全日本はバケモノみたいな相手とやらなくてはならないので……」と、喜びも控えめな鈴木だった。
バンタム級のディフェンディング・チャンピオン内山雄平(愛知・享栄高教)は若い北浦龍馬(長崎・長崎鶴洋高職)と激闘を制して通算3度目の社会人優勝。昨年に続いて勝ったのは内山だけだった。
ヘビー級は横浜マリノスにも所属した元サッカー選手阿部陽輔(北海道・K&KBC)と、元ラグビー日本代表の遠藤幸佑(東京・トヨタ自動車)が対決。終始接戦となったが、キャリアでまさる阿部が、実戦は初めての遠藤を3-2判定でかわし、初優勝を飾った。
地元北海道勢はL・フライ級の渡辺大希(一拳ジム)も勝ち3人が優勝を果たしている。今回はS・ヘビー級にもエントリーがあったがひとりだけだったため、井出好鷹(長崎・長崎バス)が認定チャンピオンとなった。各階級の決勝結果は以下の通り。
◇全日本社会人
LF級 渡辺大希(北海道・一拳ジム)判定 村瀬敢太(愛知・稲熊製作所)
F級 吉田大晟(愛媛・愛媛綜合警備保障)判定 岡本 裕(三重・社会福祉法人いずみ)
B級 内山雄平(愛知・享栄高教)判定 北浦龍馬(長崎・長崎鶴洋高職)
L級 大久祐哉(鹿児島・エン・ジャパン)判定 松本拓也(東京・富士紡ホールディングス)
LW級 田村勇人(広島・大竹BC)判定 幸 政弘(東京・警視庁第三機動隊)
W級 鈴木康弘(北海道・K&KBC)判定 落合佑季也(群馬・群馬県B連盟)
M級 近藤 陸(埼玉・自衛隊体育学校)判定 遠藤広大(福島・八ッ橋設備)
LH級 沓名紀征(鹿児島・鹿児島県体協)RSC1R 嘉納幸博(兵庫・桜井市役所)
H級 阿部陽輔(北海道・K&KBC)判定 遠藤幸佑(東京・トヨタ自動車)
SH 井出好鷹(長崎・長崎バス)=認定
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