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オルティスまたしても善戦及ばず

ワイルダーが右一発KO WBCヘビー級王座V10 
オルティスまたしても善戦及ばず

2019年11月24日 15時03分

 23日(日本時間24日)ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで挙行された注目のWBC世界ヘビー級戦は、王者デオンタイ・ワイルダー(米=写真)が挑戦者3位ルイス・オルティス(キューバ)に7回2分51秒KO勝ち。オルティスを返り討ちに遭わせると同時に二ケタ防衛に成功した。

 昨年3月の激闘以来のリマッチ。互いに強打を警戒して出だしは神経戦だったが、流れをつくっているのはサウスポーのオルティス。左ブローとクイックなリターンパンチをちらつかせてじりじりと迫り、4回あたりから仕掛ける場面も増える。

 いいペースのオルティスに対し、絶大の威力のパンチを持つワイルダーは慎重な戦いが続いた。しかし7回、ここで右を多用。オルティスがボディカウンターで一度盛り返したものの、その直後にワイルダーの右ストレートが爆発した。ロープ際に崩れ落ちたオルティスは立ち上がったがカウントアウトされた。

「相手の動きを読みながらの戦いだった。そして(射程が)合った瞬間に打ち込んだ」とワイルダーはKOパンチを振り返った。オルティスは「これがボクシング」。WBC王座のV10に成功したワイルダーは42勝41KO無敗1分。今度も善戦報われなかったオルティスは31勝26KO2敗2無効試合となった。

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