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天海ツナミ 郷里・鹿児島県内之浦で女子世界戦

2019年12月12日 18時48分

 郷里のリングに立つ天海ツナミはベルトを守れるか──? 14日に鹿児島県の内之浦銀河アリーナでWBO女子世界L・フライ級タイトルマッチが行われる。

試合ポスターを掲げる天海ツナミ(内之浦で)

 1位ジョゼベル・パガデュアン(比国)の挑戦を受けるチャンピオン、天海ツナミ(山木)は10日に現地入りし、11日は会場内のトレーニング施設で動き、迫る試合に備えて最後の調整を行った。またパガデュアン一行もこの日来日し現地入りしている。 

 内之浦は宇宙ロケットの打ち上げ施設で知られる(鹿児島・肝付町)。天海の出身地であり、沖縄生まれの天海(35歳)は4歳からこの地で育った、「知り合いも多いので、多くの人に夢や刺激を与えられるようないい試合をして、しっかり勝ちたい」と意欲的なコメントを寄せた。

 天海はこれが7月に藤岡奈穂子と最強女王対決で引き分けに終わって以来の試合で、2度目の王座防衛戦となる。戦績は16勝11KO9敗1分(JBCの公認記録)。相手のパガデュアン(35歳)はサウスポーの積極的に手の出る選手。これまで12勝5KO1敗1分。 過去に2度日本で世界戦に挑んで、池山直に判定負け、シーサー池原久美子と引き分けている。

「強い選手なので一抹の不安もあるが、ツナミが自分のボクシングをできれば勝てる」と山木敏弘・山木ジム会長はみる。 内之浦でプロボクシングの世界戦が行われるのはもちろん初めて。天海の凱旋試合を実現しようと後援者らが実行委員会を設立し、町を挙げてこの試合の実現にこぎつけた。

 試合は14日の午後4時に第1試合開始。セミは元日本L・フライ級ランカーの春口直也(橋口)-サンチャイ・ヨッブン(タイ)の8回戦。

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