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高山勝成の定年延長見通し立つ ネット会見で感謝

2020年4月6日 19時24分

 元世界ミニマム級王者で東京オリンピック出場にチャレンジ、夢破れてプロ復帰を表明した高山勝成(寝屋川石田)が6日、オンライン会議システム「Zoom」を使って記者会見を開き、世界王座奪還に向けて決意を表明した。

会見ではスパーリングの映像も流された

 プロ復帰を表明した高山は日本ボクシングコミッション(JBC)が定める37歳定年制のルールをクリアするため、37歳の誕生日を迎える5月12日の2日前に復帰戦を組んだものの、新型コロナウイルスの影響により試合は中止となった。

 このまま試合ができなければ国内で引退に追い込まれる可能性もあったが、6日に開かれたJBCと協会による連絡協議会が、定年ボクサーについて「興行中止期間を考慮して柔軟に対応する」と決定。高山は「チャンスを与えてくれることに感謝している。ベストなパフォーマンスができるように準備していく」と決意を述べた。

 とはいえコロナ禍が終息する見通しは立たず、復帰戦がいつになるかはまったく不明だ。それでも高山は「試合の延期は何度も経験している。モチベーションが落ちることはない」とベテランらしく動じない。

 今後については「40歳、50歳まで続けることはできない。この2年間でしっかり自分がたどり着きたいところまでたどり着けるようにベストを尽くしたい」と世界王座奪還を誓った。高山は復帰表明後、WBAミニマム級10位にランクされている。写真提供=高山陣営

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