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岩佐亮佑が5位、亀田和毅7位、勅使河原弘晶8位
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2020年4月11日 土曜日

リング誌ランキングを読むPart1 S・バンタム級編 
岩佐亮佑が5位、亀田和毅7位、勅使河原弘晶8位

 1922年創刊のボクシング専門誌「ザ・リング」は階級の垣根を取り払ったパウンド・フォー・パウンド・ランキングだけでなく、各階級のランキングも定期的に更新している。ランキングは日本のファンの考えとズレがあるかもしれないが、これを知れば“アメリカ目線”が分かるというもの。リング誌ランキングを読む。第1回はS・バンタム級だ。

左から勅使河原、岩佐、亀田

■S・バンタム級
C 空位
1 レイ・バルガス(メキシコ=WBC王者)
2 エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ=WBO王者)
3 ムロジョン・アカマダリエフ(ウズベキスタン=WBAスーパー・IBF王者)
4 ダニエル・ローマン(米)
5 岩佐亮佑(セレス=IBF暫定王者)
6 ブランドン・フィゲロア(米=WBA王者)
7 亀田和毅(日本)
8 勅使河原弘晶(輪島功一S)
9 アザト・ホバニシャン(アルメニア)
10 ステフェン・フルトン(米)

 この階級にリング誌認定チャンピオンは不在。1位にランクされているのはWBC王者バルガスだ。17年にWBC王座に就いたバルガスは5度の防衛に成功。世界戦はすべて判定勝ちで圧倒的な強さを見せているとは言い難いが、安定した戦いぶりで3年にわたり王座を守り、いまだ33勝24KOで無敗をキープしている。1位は妥当なところだろう。

 そのバルガスを脅かしているのが同胞のWBO王者ナバレッテだ。ナバレッテは5度の防衛がすべてKO勝ちで、試合間隔も短く、バルガスとは対照的。インパクトではバルガスを大きく上回っており、今やS・バンタム級の中で最も目立つ存在となっている。

 アカマダリエフは今年1月、2冠王者ローマンを下して3位にランクされた。リオ五輪銅メダリストはまだキャリア8戦で未知数の部分が多い。ローマンとも接戦の2-1判定だっただけに、さらに実力を証明しなければならないだろう。

 IBF暫定王者の岩佐は5位にランクされている。17年に最初のIBF王座を獲得し、一度は陥落したものの昨年12月に暫定王座に就いた。国内指折りのテクニシャンはたくましさ増し、キャリア最盛期を迎えていると言えるだろう。海外のリングでランク上位王者との対戦が見たい。

 亀田はバルガスが戦線離脱していた18年、WBCの暫定王座に就いた。バルガス戦は判定で敗れたものの7位。メキシコでキャリアを積み、海外での知名度も高い。今後はどのクラスを主戦場とするのか。

 8位のOPBF王者、勅使河原は今年に入ってランキング入りした。勢いと勝負強さを合わせ持つ勅使河原の世界初挑戦がいつくるのか注目される。

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