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「1年後に勝てる」ウェルター級戦線に刺激

KO率100%のオルティスが王者スペンスを“指名” 
「1年後に勝てる」ウェルター級戦線に刺激

2020年4月23日 10時22分

 昨年の各メディアの「ルーキー・オブ・ジ・イヤー」(新鋭賞)を総なめにしたKO率100パーセントの強打者バージル・オルティス(米=WBAウェルター級ゴールド王者)がDAZNが発信するラジオ番組に出演。同郷のIBF・WBC統一ウェルター級王者エロール・スペンスJr(米)との対決を希望した。

3月28日の試合は中止に

 ウェルター級は現在、スペンスとWBO王者テレンス・クロフォード(米)がトップに君臨する2強状態。これに関してオルティス(22)は「テクニックの面では明らかにクロフォードが上だろうが、スペンスほど強靭ではないと思う。サイズでもスペンスが上回る。2人は持ち味が異なる」と分析しながらもスペンスに分があると思っている様子だ。そして「今すぐスペンスには勝てないと思うけど、たぶん1年後には勝てる」と自信を見せた。

 スペンスとオルティスは同じテキサス州ダラス近郊の出身で、同じジムで汗を流したことがある。スペンスがアマチュアでロンドン五輪代表になった頃だった。当時を振り返ってスペンスはPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のインタビューで「彼(オルティス)は小っちゃくて泣いてばかりいる子だった。それが2、3年後には私に挑んでくるのだから成長したものだね」と発言。

 これに対してオルティスは「小っちゃくて泣いてばかりいるの意味がわからない。私は子供たちの中ではジムで一番強く、打たれてダメージを受けたことは一度もなかった」と反論。プライドを覗かせた。

 これまで15勝15KO無敗のオルティスは3月28日、ロサンゼルスの大アリーナ、ザ・フォーラムのカードのメインに出場予定だった。しかしそのサムエル・バルガス戦は新型コロナウイルスの感染拡大で中止。自宅でトレーニングしながら復帰の日に備えている。

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