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Gツダの川口裕&真道ゴーがタイトル奪取に意欲

2016年5月31日 23時53分

  来月タイトルに挑戦するグリーンツダジムの日本バンタム級1位、川口裕と元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴーが31日、ジムで公開練習を行い、意気込みを語った。また、8月7日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で開催されるジム主催興行でデビューする現役女子高校生ボクサーら期待の若手3選手も紹介された。

タイトル獲得に向けて決意表明した川口(右)と真道

 川口は6月9日、後楽園ホールで日本バンタム級王者に返り咲いた益田健太郎(新日本木村)に挑戦する。OPBFバンタム級王座を山本隆寛(井岡)に明け渡した川口は日本タイトルに照準を合わせて、100ラウンド近くのスパーリングを積んできた。益田には2年前の王座決定戦で10回負傷判定で敗れている。益田はその後、大森将平(ウォズ)にタイトルを奪われたが、粘り強く王座に復帰、今回が初防衛戦だ。

 川口は「2年前とは違って経験を積み、大人になった。かっかしないで、冷静に戦いたい。益田選手の突進をうまくさばいて、パンチをまとめていきます」と語った。

 真道は6月13日、後楽園ホールで3階級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)が持つWBO世界女子バンタム級のベルトを狙う。8月で41歳になる藤岡は日本の女子ボクサーでは最強だが、真道も2階級制覇に燃え、男子選手と100ラウンドを超えるスパーリングで、調整は万全という。「藤岡選手はパワーがあり、バンバンくると思いますが、勝つことだけを考えて練習を重ねてきました。対策はできていますし、日本最強の称号をレジェンドから奪い取ります」と気合十分。

左から本石会長、高校生の小村、ランカー戦の田中、矢田

 8月7日の興行には本石会長が4年がかりで育てて世界を狙わせようとしている興国高―竜谷大出身のOPBFバンタム級8位、田中一樹が日本同級8位、坂本英生(フジタ)とS・バンタム級8回戦を戦う。5勝4KOと順調にキャリアを積んでいる田中にとって日本ランカー入りもかかる一戦。「ボクシングがうまい相手と警戒はしているが、来年中に日本かOPBFのタイトルを取るためには絶対に倒して勝ちます」と田中はKO宣言。また、8連勝、5連続KOで「浪速のターミネーター」として売り出し中の日本ウエルター級3位、矢田良太も登場する。

 さらに大阪府立門真西高2年生の小村楓香(18)が48キロ4回戦で長井香織(明石)とデビュー戦を戦う。小村は沖縄空手出身で中学2年からボクシングを始め、今年3月にプロテスト合格。高校2年生を2回留年している小村は「初めてのプロの試合で緊張していますが、2回でKO勝ちしたい」。本石会長は「2回も留年したら、学校をやめる子が多いと思うが、小村は女子高校生プロボクサーとしてがんばると言ってます。試合当日は制服で会場に来た女子高校生50人を無料で入場していただく」と女子高校生応援シート設置することを明らかにした。

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