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プロ・アマを通じた日本ボクシング界の恩人

ハワイの日系人トレーナー スタンレー伊藤氏死去 
プロ・アマを通じた日本ボクシング界の恩人

2020年4月23日 19時21分

 ハワイの日系人トレーナー、スタンレー伊藤さんが現地時間22日早朝、ホノルル市内で息を引き取った。95歳だった。

マリノ(中)と来日したときの伊藤氏(左)

 日本ボクシング界の恩人ともいうべき人で、ハワイの国際プロモーター、サム一ノ瀬氏の片腕として活躍。1952年(昭和27年)5月19日、日本で初めて行われた世界タイトルマッチで白井義男の挑戦を受けた世界フライ級王者ダド・マリノ(ハワイ)のセコンドを務めた。試合は白井が判定勝ちし、日本人初の世界チャンピオンが誕生した歴史的な試合となった。

 その後もハワイ選手のトレーナー&マネジャーとして再三来日。またハワイで試合をする日本選手の面倒をみるなど、アマ・プロの隔てなく数多くの日本のボクシング人と交流を深めた。

 協栄ジムは無名時代の西城正三、具志堅用高や鬼塚勝也の世界戦のたびに伊藤氏を招いてセコンドを依頼した他、1964年の東京五輪では柴田勝治氏(後のJOC委員長、日大理事長)から頼まれ非公式の招待コーチとして選手強化に協力した。

 3月末に足の痛みを訴えホノルル市内の施設に入っていた。

 ハワイでプロデピューした時からの付き合いという上原康恒さん(元WBA世界J・ライト級王者)の話。「スタンレーさんには親父みたいに世話になりました。去年ハワイで会った時は元気だったのに……今は感謝しかないです」。

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