今これを聞いておきたい ナバレッテ独占インタビュー
井上尚弥へ「世界のファンのために戦おう!」
2020年6月17日 11時31分
2020年6月16日 15時08分
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を頂上にいただくライト級は、これを追うスター候補がひしめき合い、実力たしかなベテランもいてその充実度は屈指のもの。コロナショックで中断中の今も目が離せないのは、そんな彼らが盛んにライバル意識の火花を散らしているからである。
3冠(WBAスーパー、WBCフランチャイズ、WBO)を保持するロマチェンコが、あとどれくらいライト級の頂点に君臨するかわからない。たしかなのは、彼の王座を継承する者がスターに躍り出ることだ。候補者はテオフィモ・ロペス(IBF王者=22歳)、デビン・ヘイニー(WBC正規王者=21歳)、“ゴールデンボーイ2世”ライアン・ガルシア(21歳)そしてジェルボンテ・デイビス(WBA正規王者=25歳)の米国勢である。
この豪華な陣容に、ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)を筆頭にリチャード・コミー(ガーナ)らの元王者たち、依然実力評価の高いルーク・キャンベル(米)、複数階級制覇を狙うハビエル・フォルトゥーナ(ドミニカ共和国)、リー・セルビー(英)らが加わり、近年にない活況を呈している。
コロナ危機が悪化する前から4人のスター候補はSNSを通じて舌戦を繰り広げていた。自主トレを強いられフラストレーションがたまるせいか、挑発トークはエスカレートする一方だ。
静観するロマチェンコはさすがの風格を感じさせる。気がかりなのは「今、私はライト級にいるが、適正ウェイトではない。私のゴールは4つのタイトルを統一することだ。おそらくその後は130ポンド(S・フェザー級)に落として再度、世界王座に就きたい」と発言していること。
最新の情報で9月挙行が有力となったロペス戦で勝利を飾れば、全ベルトを返上してS・フェザー級にUターンすることになるのだろうか。統一王者の動向が注目される。
ライト級特集「史上最大の戦争が起きる?」全文は15日発売のボクシング・ビート7月号に掲載されています。第2部では4人のスター候補のロマチェンコ挑戦シミュレーションも。Photos/SUMIO YAMADA
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分
2025年4月20日 8時41分