2020年7月3日金曜日

WBCがキャンベルとR・ガルシアの暫定戦を指令 
強豪ひしめくライト級は王者乱立の様相

 WBCは2日、ホームぺージ上でライト級2位のルーク・キャンベル(英)と3位ライアン・ガルシア(米)に対し暫定王座決定戦をオーダーした。

キャンベル(左)とガルシア

 WBCライト級は“フランチャイズ”王者にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、正規王者にデビン・ヘイニー(米)が君臨。ESPNによると、8月28日と発表された1位ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)と4位ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)の試合には“ダイヤモンド”王座がかけられる見込みで、これに暫定を加えるというならかなりの迷走ぶりだ。

 一方、デビューから20連勝(17KO)と白星街道をひた走るガルシアは、契約するゴールデンボーイプロモーションズ(GBP)がコロナ明け再開第1弾の興行に起用しようとしていたが、これを拒否したと伝えられる。

 ガルシアと関係悪化が伝えられるGBPのエリック・ゴメス社長はESPNの取材に「(キャンベルは)彼が繰り返し戦いたいと言っていた相手の一人」としながら「金曜日にでもライアンと話し合いを持ちたい」と慎重な姿勢を見せた。

 2012年ロンドン五輪金メダリストのキャンベル(20勝16KO3敗)は昨年8月にロマチェンコとフルラウンド戦い、17年9月にはリナレスに2-1判定で敗れるなど一定の人気と力を示している強豪だ。

 ガルシアが激戦のライト級で存在感をアピールするためには格好の相手と言え、マッチアップ自体は興味深い。交渉が成立するかは不明だが、いずれにしても今後はそれぞれのタイトル戦の勝者が対戦し、チャンピオンの数が整理されることを期待したい。


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