ボクシング今日は何の日 センサクが最速記録樹立
プロ3戦目で世界王座獲得 ロマチェンコが並ぶ
2020年7月15日 10時08分
2020年7月14日 17時18分
19歳でメキシコに渡って10年。アメリカとメキシコで36戦した坂井祥紀(横浜光)が8月31日、日本のリングに初めて立つことになった。異色の経歴を持つ29歳はなぜ日本のリングを選んだのか─。=ボクシング・ビート8月号より抜粋=
坂井は兵庫県尼崎市出身。中学1年のとき尼崎ジムでボクシングをはじめ、大阪のロマンサジムを経てメキシコの本家ロマンサに預けられた。兵庫・西宮香風高でアマ8勝3敗の戦績を残し、メキシコでプロに転じたのである。
メキシコでは2015年にWBC・S・ライト級ユース王座を獲得するなど活躍し、4年ほど前からアメリカのリングに呼ばれる機会が増えたが、対戦相手のレベルが上がって現在は4連敗中。坂井は「環境を含めコンディションも日本は作りやすい。メキシコにいるメリットがあまりなくなってきたかな、と思ったんですね」と本拠地を移した理由を説明した。
坂井がプロになった当時、メキシコは“ボクシングバブル”の真っ只中で、試合はすぐに組まれ、スパーリングパートナーはいくらでもいた。しかし近年はいろいろなところで景気が悪く、これなら日本で練習したほうがいい、という判断になったようだ。
とはいえ、この先ずっと日本にとどまるつもりはなく、日本で立て直して再びアメリカを目指そうと考えている。注目の“日本デビュー戦”は8月31日、新宿フェイス「A-SIGN BOXING」で、日本ウェルター級7位の重田裕紀(ワタナベ)との対戦が決まっている。
メキシコでの生活や練習の様子(名匠ナチョ・ベリスタインとのエピソードも!)、日本でリングに上がる気持ちまでを詳しく紹介した坂井選手の記事全文は15日発売のボクシング・ビート8月号に掲載されています。https://amzn.to/2OftQ34
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