WBOフェザー級タイトルマッチの計量が19日行われ、チャンピオンのエマヌエル・ナバレッテ（メキシコ）と挑戦者8位エドゥアルド・バエス（メキシコ）が125.8ポンド（57.06キロ）であすの試合に進んだ。試合は20日（日本時間21日）、米サンディエゴのペチャンガ・アリーナで行われる。

　2階級制覇王者のナバレッテ（27＝35勝29KO1敗）はこれが3度目の防衛戦。他団体王者との統一戦を望んでいたものの叶わず、３階級制覇をかけてWBO&WBC･S･フェザー級王者シャクール・スティーブンソン（米）への挑戦を模索したもののこれも実現せず、今回は通常の防衛戦に落ち着いた。同じく27歳のバエス（21勝7KO2敗2分）はこれが世界初挑戦。

　同じトップランク傘下のスティーブンソンは9月23日、ニューヨークでロブソン・コンセイサン（ブラジル）と防衛戦が決まっている。ナバレッテはビッグマッチを引き寄せるためにも、20日の試合で大いにアピールしたいところだ。

　アンダーカードにはモハメド・アリの孫、22歳のニコ・アリ・ウォルシュ（米）も出場。プロ6連勝をかけてミドル級4回戦に臨む。

■フェザー級世界王者
WBAスーパー　レオ・サンタクルス（メキシコ）
WBA　リー・ウッド（英）
WBC　レイ・バルガス（メキシコ）
IBF　ジョシュ・ウォーリントン（英）
WBO　エマヌエル・ナバレッテ（メキシコ）