矢吹正道の強打爆発 初回KOで王座獲得
日本L・フライ級新王者は11勝すべてKO
2020年7月26日 17時12分
2020年7月26日 16時27分
スポーツ専門局ESPNがエキスパート5人の投票により25歳以下の若手有望選手のパウンド・フォー・パウンド・ランキングを作成した。アメリカ目線で注目の若手選手をチェックしてみよう。まずはベスト10から。
1 テオフィモ・ロペス(米=IBFライト級王者、22歳)
2 デビッド・ベナビデス(米=WBC・S・ミドル級王者、23歳)
3 シャクール・スティーブンソン(米=前WBOフェザー級王者、24歳)
4 デビン・ヘイニー(米=WBCライト級正規王者、21歳)
5 ライアン・ガルシア(米=ライト級、21歳)
6 ハイメ・ムンギア(メキシコ=ミドル級、元WBO・S・ウェルター級王者、23歳)
7 バージル・オルティス(米=ウェルター級、22歳)
8 ジャロン・エニス(米=ウェルター級、23歳)
9 ダニエル・デュボア(英=ヘビー級、22歳)
10 エリクソン・ルービン(米=S・ウェルター級、24歳)
ライト級とウェルター級の2階級でベスト10の半分を占めている。25位まで広げても全17階級の中でこの2階級で8人。ライト級とウェルター級が活況を呈し、今後さらに熱くなっていくこと予想させる数字だ。
そのライト級からテオフィモ・ロペスが1位にランクされた。タイミング抜群のカウンターパンチと正確なボクシングスキルは極めて評価が高い。3冠王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との対戦が決まっていることも評価を後押ししているかもしれない。
同じくライト級はWBC正規王者のテビン・ヘイニーが4位、スター候補のライアン・ガルシアが5位に入った。このライト級三羽烏の争いに、アメリカの記者も大いに期待しているということだろう。
小差で2位になったベナビデスはS・ミドル級史上最年少の20歳で王座に就き、その後ドーピング違反が発覚したものの、再び王座に返り咲いた強打者。フェザー級王座を返上したばかりの技巧派スティーブンソンが3位に入った。
S・ウェルター級で実績を残しミドル級に進出したムンギアが6位。7、8位はウェルター級のプロスペクト、15戦全KO勝ちのバージル・オルティスと、ジャロン・エニスが続いた。9位はヘビー級のデュボアで、25位以内に入ったヘビー級選手はデュボアだけだった。
9位まではすべての選手が全勝無敗。アメリカ勢が8人と偏っている印象もあるが、11位以下になるともう少しバラエティーに富んでくる。
アジア勢でトップの評価を受けたのがフライ級の中谷潤人。スピードとテクニックの冴えるサウスポーの評判はアメリカにもある程度は届いているのだろう。8月に予定されるジーメル・マグラモ(比)とのWBOフライ級王座決定戦が一段と注目されるところだ。
ほかの軽量級選手では、WBOミニマム級王者ウィルフレド・メンデスが17位、WBO・L・フライ級王者エルウィン・ソトが19位、IBFミニマム級王者ペドロ・タドゥランが20位にランクされた。投票はポイント制で前WBCバンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)は圏外の38位となっている。
11 ブランドン・フィゲロア(米=WBA・S・バンタム級正規王者、23歳)
12 エドガー・ベルランガ(米=S・ミドル級、23歳)
13 ラモント・ローチ(米=S・フェザー級、24歳)
14 クリス・コルバート(米=S・フェザー級、23歳)
15 中谷潤人(M.T=フライ級、22歳)
15 チャールズ・コーンウェル(米=S・ウェルター級、22歳)
17 ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ=WBOミニマム級王者、23歳)
18 ルーベン・ビラ(米=フェザー級、23歳)
19 エルウィン・ソト(メキシコ=WBO・L・フライ級王者、23歳)
20 ペドロ・タドゥラン(比=IBFミニマム級王者、23歳)
20 テリ・ハーパー(英=WBC女子・S・フェザー級王者、23歳)
22 ガブリエル・フローレス(米=ライト級、20歳)
22 サンダー・サイアス(プエルトリコ=ウェルター級、17歳)
24 ビト・ミールニキ(米=ウェルター級、18歳)
25 デビッド・モレル(キューバ=L・ヘビー級、22歳)
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