2020年7月30日木曜日

白井・具志堅ジム 東日本新人王でラストファイト 
最後の戦士、中林はドローで次戦進めず

 第77回東日本新人王予選が30日、後楽園ホールで開幕し、4回戦8試合が無観客で行われた。S・バンタム級には今月末で閉鎖される白井・具志堅スポーツジムの中林稜太郎が出場。二瓶竜弥(DANGAN郡山)との試合は三者三様のドローに終わり、優勢点により二瓶が次戦に進出した。

中林(右)は手数で勝負した

 日本人初の世界王者である故白井義男氏と日本人最多となる世界王座V13の記録を持つ具志堅用高氏が創設したのが白井・具志堅ジム。世界王者の比嘉大吾(AmbitionGYM)を生み出すなど四半世紀にわたって歴史を刻んだジムの最後を飾るべく、中林が後楽園ホールのリングに上がった。

 昨年12月にプロデビュー、これが2戦目の中林は前に出て手数を出し続けたものの、決定打を出せないまま試合は終了。無念のドロー判定、新人王敗退も決まった。

「ジムがなくなるのは寂しい」と中林

 この日、具志堅会長の姿はなかったが、中林は計量前日に会長から「リラックスして落ち着いてがんばれ」と声をかけられたことを励みに試合に臨んだ。結果はドローながら「手数とスタミナで戦うスタイルは出せたと思う」と胸を張った。

 ジムがなくなるのは「すごく寂しい」という中林は今後、移籍先を探してボクシングを続けるつもりだという。

■30日の試合結果(すべて4回戦)
◇バンタム級
二葉恒輝(松本ACE)[3-0(40-36×2、39-37)]田中利信(三迫)
古谷拓己(ワタナベ)[3-0(39-37×2、40-36)]入口晧一(E&Jカシアス)

◇S・バンタム級
吉岡新(マナベ)[TKO4回50秒]アズマー田中(金子)
二瓶竜弥(DANGAN郡山)[引き分け1-1(40-36、38-39、38-38)]中林稜太郎(白井・具志堅S)
※優勢点により二瓶が次戦進出
吉村望(花形)[引き分け1-1(39-37、37-39、38-38)]和光武(KG大和)
※優勢点により吉村が次戦進出

◇S・フェザー級
丸岡宣男(高崎)[2-1(39-37、36-40、39-38)]ウィード太一(鴻巣茂野)

◇ライト級
相澤祐貴(RK蒲田)[TKO2回1分48秒]外村武(ワタナベ)
山本ライアンジョシュア(ワタナベ)[TKO4回2分33秒]ダイナマイト髙橋佑太(RK蒲田)


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