明日22日（日本時間23日）トップランク社が約1ヵ月ぶりにラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターでイベントを開催する。メインで行われるWBOのL･ヘビー級王座決定トーナメント準決勝は、元同級王者エレイデル・アルバレス（コロンビア＝カナダ）が174.6ポンド（79.20キロ）、相手のジョー・スミスJr（米）が174.9ポンド（79.33キロ）でリミット175ポンドをクリアした。

　アルバレスvs.スミスの勝者がもう一つのトーナメント準決勝ウマール・サラモフvs.マキシム・ウラソフ（ともにロシア）の勝者との王座決定戦を行う段取りとなっている。現在この王座はサウル“カネロ”アルバレスが王座を返上し空位となっている。

　セミ格では村田諒太（帝拳）との再戦で王座を明け渡した前WBAミドル級王者ロブ・ブラント（米）が161.1ポンド（73.07キロ）、相手のビタリ・コピレンコ（ウクライナ）が159.5ポンド（72.35キロ）をマークした。ブラントは村田戦以来のリングとなる。Photos by Mikey Williams / TopRank

　同じく明日、ロサンゼルスのリングに上がる前WBCウェルター級王者ショーン・ポーター（米）が146.6ポンド（66.50キロ）、相手のセバスチャン・フォルメラ（ドイツ）が146ポンドちょうど（66.22キロ）を計測した。試合はウェルター級12回戦。

　同じリングでセミ格に登場する身長2メートルのS･ウェルター級セバスチャン・フンドラ（米）は153.5ポンド（69.63キロ）、相手のネザニエル・ガリモアが152.8ポンド（69.31キロ）を計測。イベントはロサンゼルスのマイクロソフト・シアターでゴングが鳴る。