和氣慎吾が復活の6回KO勝ち 再び世界へリスタート
2020年8月22日 20時11分
2020年8月22日 10時47分
元世界S・ウェルター級、ミドル級王者の45歳、セルヒオ・マルティネス(アルゼンチン=写真)が21日(日本時間22日)居住先のスペインで6年ぶりの復帰戦に挑み、ホセ・ミゲール・ファンディノ(スペイン)との10回戦に7回KO勝ちした。
2014年6月、ニューヨークのミゲール・コット戦以来のリングに立ったマルティネスは古傷のひざにサポーターを巻きながら、よく動いて本来のボクシングをしようと努めた。中盤ボディ攻めでファンディノを弱らせ、6回に左ストレートをボディに打ち込んでダウンを奪い、7回に再び左ボディでフィニッシュした。
最後まで動きが落ちず、ラッシュも披露したマルティネスは52勝29勝3敗2分。手頃な相手だったという印象の36歳、ファンディノは15勝8KO7敗。
現地メディアの取材に、マルティネスは「これは美しい何かの始まりだ。私は世界タイトルまで止まらない」と意気軒昂。ターゲットにWBAミドル級王者、村田諒太(帝拳)の名前を挙げ、「村田と安心して戦うために、あといくつかの試合が必要だ」とさらにコンディションを上げていく意気込みだ。
同じリングでWBC・S・ウェルター級2位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はパブロ・メンドサ(ニカラグア=スペイン)に3-0判定勝ち。デビューからの連勝を32(13KO)に伸ばした。元IBF・S・バンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)はノエ・ライゴサ(メキシコ)に3回TKO勝ちした。
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