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WBO・Lヘビー級王座決定トーナメント

スミスJrがアルバレス撃沈 不利予想覆す 
WBO・Lヘビー級王座決定トーナメント

2020年8月23日 15時26分

 22日(日本時間23日)ラスベガスのMGMカンファレンスセンターで行われたWBO・L・ヘビー級王座決定トーナメント準決勝は、WBO4位ジョー・スミスJr(米)が3位エレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)に9回26秒KO勝ち。カネロ・アルバレスが返上して空位となっている王座決定戦に勝ち進んだ。

 賭け率2-1で有利を予想されたアルバレスに対し、出だしからスミスが積極的に仕掛けてリードする。カウンター狙いのアルバレスは武器の右強打の的中率を高めるが、5回終盤スミスはダメージングブローを叩き込んでペースを譲らない。

 7回、アルバレスの右オーバーハンドが命中。しかしスミスはダメージを回避。そして9回開始まもなく右クロスがアルバレスのアゴを直撃。グラついたところで左をフォローするとアルバレスはロープ間からエプロンへダウン。起き上がりかけたが、トニー・ウィークス主審のカウントは10に達した。8回までのスコアカードは79-73×2,80-72でスミスがリードしていた。

 スミスJr(30)は26勝21KO3敗。昨年WBA王者ディミトリ・ビボル(ロシア)に挑戦して敗れた後、上位のジェシー・ハートを破る殊勲。この一戦でも好調さを持続させた。元WBO王者のアルバレスは25勝13KO2敗。

 もう一つの準決勝、ウマール・サラモフvs.マキシム・ウラソフ(ともにロシア)は当初この日に予定されたが、まだ再スケジュールは発表されていない。

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