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“パッキャオに勝った男”ホーンを8回TKO

2世ボクサーのチューが豪州注目対決制す 
“パッキャオに勝った男”ホーンを8回TKO

2020年8月26日 23時39分

 オーストラリアの注目対決、元WBO世界ウェルター級王者ジェフ・ホーンと2世ボクサー、ティム・チューのS・ウェルター級10回戦が26日、豪州タウンズビルのクイーンズランドカントリーバンク・スタジアムで行われ、チューがホーンに8回終了TKO勝ちを収めた。

 2017年にスーパースター、マニー・パッキャオ(比)から王座を奪って一躍その名を世界にとどろかせたホーンと、元S・ライト級3冠王者コンスタンチン・チューの息子として期待を集めるチューの一戦はアメリカでも中継された。

 試合は下馬評で上回ったチューが序盤から優勢。6回に右フックから左ボディでホーンからダウンを奪うと、その後もコンスタントにホーンを追い込む。8回が終わるとなす術のなくなったホーン陣営が棄権を申し出た。

 S・ウェルター級でIBF5位、WBO9位、WBC12位にランクされる25歳のチューは16勝12KOで無敗をキープし、保持するS・ウェルター級のIBFオーストラリア王座、WBOグローバル王座の防衛に成功。「“息子”としてではなく、ティムの名前をみんなに覚えてほしい」と自らの存在をアピールした。

 WBO・S・ウェルター級5位にランクされる32歳のホーンは20勝13KO3敗1分。18年のテレンス・クロフォード(米)戦、まさかの敗北を喫した昨年8月のマイケル・ザラファ(豪)戦に続く黒星となった。

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