吉野修一郎「何やっても通用しないと思わせたい」
無敗のライト級3冠王者 勝って次のステージへ
2020年9月2日 17時53分
2020年9月2日 16時18分
あす3日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」の計量とPCR検査が2日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのライト級3冠戦に臨む、日本、OPBF、WBOアジアパシフィック王者の吉野修一郎(三迫)と元日本S・ライト級王者で挑戦者の細川バレンタイン(角海老宝石)がともにリミットの61.2キロで合格した。
ライト級に落としながらも減量がほとんどないという細川(25勝12KO7敗3分)はオンライン会見でも元気いっぱいだった。今年は3月にオーストラリアで世界ランカー戦が決まり、これが流れたあと、吉野戦の予定が6月、8月、9月と延期になったため、「今年は1月から練習しかしていない」。準備は万全と言えそうだ。
デビューから12連勝(10KO)の王者については「ミスの少ないボクサー。どれだけ鍛錬してきたか、というクオリティーが現れている」と高く評価。一方で、「コロナじゃなくて彼がだれとでもできる状況なら、評価の低い僕とやる必要はない。だから今回はラッキー」と挑戦者に選ばれたことを大歓迎した。
細川はこれまでにも挑戦者として臨んだ日本S・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)戦、日本王者時代に最強の挑戦者と言われた井上浩樹戦と、不利予想の試合を経験しているが(ともに判定負け)、この2人に比べるとライト級の吉野は「最強クラスの選手の中では小さいほう。サウスポーでもない」とつけいる隙を感じているようだ。
「エキサイティングな試合を期待されていると思うので、そこの部分は外さないようにしたい」と細川。吉野にひと泡吹かせる気満々といった印象だ。写真提供=三迫ジム
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