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無敗のライト級3冠王者 勝って次のステージへ

吉野修一郎「何やっても通用しないと思わせたい」 
無敗のライト級3冠王者 勝って次のステージへ

2020年9月2日 17時53分

 ライト級で日本、OPBF、WBOアジアパシフィックの3本のベルトを保持する吉野修一郎(三迫)があす3日、後楽園ホールで元日本S・ライト級王者の細川バレンタインを迎えて3冠防衛戦を行う。吉野が計量後に取材に応じた。

ともにリミットで計量合格の吉野(左)と細川

 元トップアマでデビューから12連勝(10KO)をマークし、国内ライト級で圧倒的な強さを見せている吉野。今回の防衛戦は細川を迎えるが、これは吉野の希望でもあった。

「いまのライト級の中で一番やりたいとなると、伊藤選手(雅雪=横浜光、前WBO世界S・フェザー級王者)、バレン選手。知名度があるし強い」。細川とやりたかった理由は「元日本チャンピオンで、ライト級に落としてきているんで」。ようは強い相手との対戦を望んでいるということだろう。

 現在の世界ランキングはWBC15位、WBO10位、IBF15位。既に日本タイトルは5度防衛戦しているから、次のステップに進みたいと考えるのは当然。「この1試合に勝たないと先が見えないので、この1試合にかけています」と発言は慎重ながら、これは足下をすくわれたくないという思いが強いに違いない。

吉野はこれが日本タイトル6度目の防衛戦だ

 KOにこだわりはなく、判定になっても「12ラウンド戦えれば経験値になる」。それでも試合内容を問われると、「理想は僕になにやっても通用しないなという戦い方をしたい。圧倒的なボクシングというか。そういうふうにはしてみたい」とチャンピオンのプライドをのぞかせた。

 あすのイベントはタイトルマッチと6回戦1試合の2試合のみで19時スタート。そのほか、WBC世界L・フライ級チャンピオンの寺地拳四朗(BMB)と三迫ジムに移籍してきたOPBF・S・バンタム級王者、勅使河原弘晶による公開スパーリングが行われる。勅使河原は10月7日、河村真吾(ミツキ)と防衛戦を行うことが決まっている。試合の模様はフジテレビで9月5日深夜27時15分から放送される。写真提供=三迫ジム

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