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2-1に割れるもラモスに快勝の内容

ウガスがWBAウェルター級レギュラー王座獲得 
2-1に割れるもラモスに快勝の内容

2020年9月7日 13時02分

 6日(日本時間7日)ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われたウェルター級のWBA“レギュラー”王座決定戦は、同級2位ヨルデニス・ウガス(キューバ)が同6位アベル・ラモス(米)に12回判定勝ち。プロ10年目で念願の世界王座に就いた。

 公式スコアカードは117-111(ラモス)、115-113×2(ウガス)のスプリットデシジョンだったが、大方の見方はウガスの文句ない勝利だった。

 試合直前の賭け率で15-1と大きく有利を予想されたウガスが左ジャブの差し合いで優勢に進める。3回、ラモスの左フックで一瞬ヒザが揺れたウガスだが、その後もジャブの的中率で勝り、右のヒット数も増える。中盤に入るとキューバ人はスキルを見せつけリードをキープ。ラモスは左目が腫れ出し被弾の多さを物語った。

 11回、懸命にパンチを返したラモスだが、最後までウガスの牙城は揺るぎなかった。ちなみにテレビ(FOX)のスコアはフルマークでウガスの勝ち。顔面のダメージからもなぜ6点差でラモスに支持され、他の2者のスコアも接近したのかわからなかった。

 アマチュア世界選手権で優勝、五輪銅メダリストの実績があるウガスは(34)26勝12KO4敗。イスマエル・サラス・トレーナーと勝利を喜び合った。8連勝7KO勝ちの余勢を駆って初の世界戦の舞台を踏んだラモス(29)は26勝20KO4敗2分。

 WBAのウェルター級はスーパー王者にマニー・パッキアオ(フィリピン)が君臨。先月WBA暫定王座に就いたジャマル・ジェームス(米)が1位を占めている。

■ウェルター級世界王者
WBAスーパー マニー・パッキャオ(比)
WBA ヨルデニス・ウガス(キューバ)
WBAゴールド バージル・オルティス(米)
WBC エロール・スペンスJr(米)
IBF エロール・スペンスJr(米)
WBO テレンス・クロフォード(米)

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