メキシコ帰りの坂井祥紀が日本ランキング入り
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2020年9月30日 10時30分
ボクシングファン注目のライト級10回戦、前WBO・S・フェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)とOPBF同級王者・三代大訓(ワタナベ)の対決が11月5日から12月26日に延期となった(会場は同じ東京・墨田区総合体育館)。延期は伊藤の急病(急性虫垂炎)によるものだが、かたや三代の心境は――?
29日、五反田のワタナベジムを訪れると、大粒の汗を滴らせてフィジカルトレーニングに励む三代がいた。寺中靖幸フィジカルコーチのマンツーマンの指導の下、トレーニングに精を出しているところだった。
「ここまで身が入った練習をやれていました。ホント、上り調子で」と言う三代の表情は明るい。というのは、それほど伊藤戦に向けた練習段階で成長を自覚できているからだ。
「もうちょっと(トレーニングの時間が)延びればもっと強くなれると思っていたんです」(三代)。約7週間の延期はその分強くなるための期間になる、と三代は受け止めている。それゆえ「ラッキーの心境が一番デカいです」と率直だ。
6戦目でOPBF王座を獲るなど、能力は早くから評価されていた三代。それがここ数戦は世界に向けて伸び悩みの印象を与えていたが、負けのリスクのある伊藤との試合も決まり、自ら殻を破ろうと燃えている。
「これを言うとバカにされるんですけど」笑いながら三代が言う。「延期も、運命が俺に“勝て”と言ってんだなって」とアツい。お楽しみは先延ばしとなってしまったが、それで伊藤vs.三代がさらにハイレベルな戦いになるというのなら、ファンも期待に胸をふくらませて決戦の日を待つことだろう。
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