明日31日（日本時間1日）ロンドンのSSEアリーナでゴングが鳴るヘビー級12回戦の計量が30日行われ、クルーザー級の“比類なき”チャンピオンからヘビー級進出2戦目となるオレクサンドル・ウシク（ウクライナ）が217ポンド1/4（98.54キロ）、相手のデリック・チゾラ（英）が255ポンド1/2（115.89キロ）をマークした。

　ウシク（17勝13KO無敗＝33）は昨年10月の転向第1戦、チャズ・ウィザースプーン戦の215ポンドとほぼ同じ体重。チゾラ（32勝23KO9敗＝36）は同じく昨年10月のデビッド・プライス戦の260ポンド1/4より絞ってきた。それでも両者の体重差は17.35キロある。

　アフリカ・ジンバブエ出身のチゾラは顔と全身に白いペイントを塗って登場。明日のハロウィンを意識したようないで立ちでウシクを威嚇。フェイスオフで2人は1分以上にらみ合った。試合はチゾラがプライス戦で獲得したWBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座がかけられる。

　同じリングで行われるIBFライト級挑戦者決定戦はリー・セルビー（英＝28勝９ＫＯ２敗）、ジョージ・カンボソスJr（オーストラリア）ともリミット１ポンドアンダーの134ポンド（60.78キロ）で計量をパスした。Photos by Mark Robinson