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あすS・フェザー級王者サンタクルスと変則2冠戦

WBAライト級王者デイビス 鬼門の計量クリア 
あすS・フェザー級王者サンタクルスと変則2冠戦

2020年10月31日 8時51分

 明日31日(日本時間1日)米テキサス州サンアントニオのアラモドームで挙行されるイベントの計量が30日、同地のサンアントニオ・マリオット・リバーセンターで行われた。メインのWBAライト級レギュラー王座&WBA・S・フェザー級スーパー王座タイトルマッチは、ライト級王者ジャーボンタ・デイビス(米)が129.8ポンド(58.88キロ)、S・フェザー級王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)が129.6ポンド(58.79キロ)を計測。S・フェザー級リミットの130ポンドを合格した。

デイビス(左)とサンタクルス

 ライト級王者ながらこの一戦の体重上限はS・フェザー級。減量が心配されたデイビスだが、きっちり計量をクリアして周囲を安心させた。初めから全裸でハカリに乗りリミットアンダーでパス。ラスベガスのメイウェザー・ジムで3ヵ月調整し、これまでのどの試合よりも気合が入っている。

 今日の時点で御大フロイド・メイウェザー氏がセコンドに就くかは未定。しかしコーナーに陣取らない場合でもリングサイドで声援や指示を送ることになっている。

計量会場はこんな感じだ

 一方こちらもキャリア最大の試合となるサンタクルスは父のホセ・サンタクルスがロサンゼルスから到着。ガンの闘病生活を送るホセ氏は明日コーナーを仕切ることはできないが、リング下からアドバイスを送る予定。「もし父がこちらへ旅行できなければ試合に集中できなかっただろう。いつも私のそばにいてくれた父の存在は私を奮起させてくれる」とサンタクルスは明かす。

 セミ格のWBA・S・ライト級レギュラー王座タイトルマッチは、王者マリオ“エル・アステカ”バリオス(米)が139.6ポンド(63.32キロ)、挑戦者ライアン“カウボーイ”カール(米)がリミットの140ポンド(63.50キロ)で合格。地元選手バリオスは初防衛。このクラスのスーパー王者はジョシュ・テイラー(英)。

プログレイス(左)はエラルデスと復帰戦

 そのテイラーにWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)決勝で敗れた前WBA王者レジス・プログレイス(米)がフアン・エラルデス(米)と10回戦。140ポンド契約の試合でエラルデスは139.6ポンド(63.32キロ)でパスしたがプログレイスは141.6ポンド(64.23キロ)とオーバー。しかし両陣営が協議しプログレイスの報酬の一部をエラルデスに払うことで試合は行われる。

 またIBFライト級2位決定戦はイサック・クルス(メキシコ)が132ポンド(59.87キロ)、相手のディエゴ・マグダレノ(米)が134.8ポンド(61.14キロ)でリミット135ポンドをクリアした。Photos from Esther Lin/SHOWTIME

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